stray notes

氷砂糖

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ちらし・1
2001年10月16日(火)

チラシの中に、お手製、というのかな、手書きイラストと直筆のメッセージの入っているものがあった。なんだろう、と思ったら、生命保険の外交員のものだ。「10月から担当になる○○です。早く皆様にいい商品を提供できるよう、頑張っていきたいと思います」みたいな内容だった。

保険とかも夫が管理しているので、わたしは関係ないな、と思い、廃品回収の袋の中に入れた。ただ、すこしだけ心が痛んだ。きっといろいろ考えて、作ったんだろうな。これからも、大変なんだろうな。うまくいかないとは限らないけれど、そんなに簡単ではないだろう。

新卒のとき、生命保険の会社だけは女子大生にも熱心だった印象がある。もしかしたら、彼女はわたしだったかもしれない。違うか、わたしが彼女だったかもしれない。何の力にもなれないけれど、頑張ってね、と思う。

こんなことを考えるから勧誘をなかなか断れないのだろうか。



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