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不況を感じた・4
昨年末に、休刊・廃刊する雑誌がいくつもあった。雑誌は、消えたり増えたりがたくさんあって、とりたてて騒ぐほどのことでもないし、珍しくもないのだろうけれど。昔から続いていた、ちょっとした歴史のある雑誌だったりすると、ああ、時代の波に乗り切れなかったのかな、と思ったりする。
WEBで得られる情報が増えて、あまり雑誌自体を買わなくなった、という人もいるだろうし、他にもお金のかかることはたくさんあるから、娯楽費を削ってる場合もあるだろう。企業が、あまり雑誌に広告費を出せなくなったこともあるかもしれない。
それでも生き延びている雑誌、というのもあるのだから、続けていけなくなった雑誌には、いろいろな<何か>が足りなかったのだろうけれど。それでも、消えていったどの雑誌にも、ある程度のファンはいたんだろうな、と思う。存続に力をかせないとしても、惜しむ人、というのもいたのだと思う。また何らかの形で見ることができれば嬉しいと、思っている人もいると思う。
生活にダイレクトに役立つものでなくても、あれば楽しい、日々のうるおいになるようなもの。そういうものに時間やお金をさける、ゆとりは無くしたくないなーと思うが。どんどん、そんなこと言ってられない世の中になるのかな..。
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