stray notes

氷砂糖

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The life without a car
2003年08月03日(日)

先週、夫が車を車検に出した。今週は戻ってくるはずだったのだが、というか1回戻ってきたのだが、エアコンの調子が絶不調になっていたので、もう一度工場に戻ることになった。この暑い中、汗だくで運転するのはかなり辛そうなので、修理しないと仕方ないでしょう、というところだけれども。夫がつまらなそうで気の毒。もともと車に乗ること自体を楽しむ人なのだけれど、それだけではなく。「何かあったときにかけつけられない」という精神的なものもあるらしい。

わたしは運転しない(原付免許しかもってないのでできない)ので、生活に大差はないかな? と思ったけれど、多少は支障が出ますね。遠くに買い物に行けない。近場でも買い物はできるけど、週末や平日の夜、適当に流して買出し、というのができない。あのお店にしかない商品、とかを買いに行けない。無理やり行くと電車代がかかる。歩くには遠い、自転車では暑い。「ある生活」になれると、「ない生活」に戻りにくい。贅沢になってたんだなーということに気付かされます。駅に行くには車がないと、とか、車通勤以外できない、という地域ではないので、生活必需品とは違うと思うし、環境にもよくないもののようですが……あると便利。ないと不便、になってしまっています。

あと、車は動く密室だ、といういいかたがあるけれど、気のおけないひとといるなら、べつだん密室だってかまわないわけで、というより密室が楽しいわけで、空調がととのったなか、好きな音楽をかけ、目的の場所に早く楽に移動できる、というのはとても特別なことだったんだなぁ、と実感しました。早く帰ってくるといいなぁ。でも、帰ってきたらこういうことを考えていたことも忘れてしまうのかな?



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