まず、一番健康的なのは、ほどよく運動すること。体を適度に疲れさせること。あと、簡単で意外と重要なのは、朝、太陽の光を浴びておくこと。夜、寝室を薄暗く、照明を仄かに明るい状態にすること。 食べ物で効くものは、レタス。それからホットミルク。砂糖を少量入れるとさらに効果が増します。お酒は体質に合わない人、依存してしまう人もいるので、そう強くお薦めはできませんが、小さいコップ1杯くらいなら平気かな? あたためたもののほうがより効くようです。 香りものが苦手でなければ、ラベンダーなどのアロマテラピーも有効。できればお店の人にきちんと配合してもらえればベスト。寝具、寝間着なども、寝心地よいようにこだわってみてください。最近では市販されている睡眠薬、というのもあるようですが、よく薬剤師さんと話してから使いましょう。 寝る直前まで難しいことを考える、というのは、頭が冴えてしまってあまりよくないようです。退屈そうな本を読んでみる、というのはいい案。オーソドックスに羊を数えるのもあり。わたしは羊を思い浮かべず、単に数字を数えるだけにしてしまっています。 それでも眠りが訪れなければ、目をつぶってじっとしていましょう。ただ寝転がっているだけでも、眠らないよりはいいはず。深く呼吸して、体の力を抜いて、そしてあまり考えても害のない、他愛のないことを思い浮かべましょう。ここで暗いことや悪いことを考えてはいけません。不毛です。 願わくばあなたが、いつでも優しい眠りの国にたどりつけますように。
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