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始まってしまえば、それが日常になるのだ
前回「ひー休みボケだよー仕事こわいよー」的なことを書いたのですが、始まってしまうと、あっけないほどたいしたことはなかったです。もともとそんなに難しい仕事ではないし、一緒に働いている人も雰囲気のいいひとばかりだし、いったい何をこわがっていたのだ? という感じ。不安も恐怖も、ふるくからわたしのなかにすみついていて、いまさら消えることの無い常駐の感情なのですが、こわがらなくていいものまでこわがるくせは、なんとかならないものかな、という気も少し。
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今月、またひとりこの職場をやめるひとがいるらしい。4月からの1年で、3人目になるのかな? ひとがつぎつぎやめる、ということは、あまりいい環境ではないということかもしれない。前ふたりはとくに親しくしていなかったので、あまりダメージがなかったけれど、今回の人は多少話したことがあったので、すこしショックを受けた。なんとなく、来年も一緒に働くものだとばかり思っていたので。もちろん補充でまた新しいひとがくるのだろうけれど、時期的に(やめるひとはわからないが、残る人も新しい人も)大変そうだなと思う。
それでもじょじょに、「そのひとのいない日常」「あたらしいひとのいる日常」が、日常になっていくのだろうなぁと思う。ひとが来たり去っていったりしても、時が経てばいつしか平気になる。慣れるのはときに淋しいことでもあるけれど、たしかに救いでもあるのだ。
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