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2005年05月17日(火)<<<眠らない朝。曇り空に目が焼ける。

曇り空なのに、見上げれば目が痛いのは、昨晩一睡もしなかったから。

あの人の家に帰りたいと思ってた。

でも、なんとなく、見栄で、町田に帰って着てしまった。

「私は貴方の仕事の邪魔しません」って為だけに。

……死にそうだった。淋しくて、山手線でずっと泣いてて。

お兄ちゃんはきっと栃木だろうし。。。

友人に電話したら、横須賀で飲んでるって言うし。。。

お姉ちゃんに泊めて欲しいと我侭を言ってみたりしてた。。。




ずっと立って小田急に乗って、地元の駅に着きたくなくて、

わざと前の駅で降りて、カラオケに行って1時間歌った。

そのカラオケボックスは、僕がまだCoccoを知ったばかりの頃に、

このエンピツ日記で同じく「苦悩・心」ジャンルに居た女の子と行った。

彼女は今頃、どうしているのだろうか。。。

そういえば、彼女が僕にいくらかの薬をくれた、合法だけど。

中にはリタリンと言って渡されたのもあったけど、僕はそれをこの前捨てた。

珍しい薬を処方されてドキドキしながら飲む……なんてことはもうしたくない。

でも薬は欲しい。

あの、ふっと思考がゆっくりになる時間。凄く、楽なんだ。




今日は今から市民センターに行って、住基カードを発行してもらう。

その後、歯医者さん。

それが終わったら保険証を家に帰してから、仕事へ。

そのままあの人の家に帰って、二十歳になるまで町田へは戻らない。





思えば友達の少ない子供だった。

知人は多かった。敵もいたけど、仲間は多かった。

でも、友達は少なかった。

それは僕の顔だけ塗りつぶされたプリクラ。

それは影で囁かれ続けてた僕の容姿への優越感。

それは男子にいじめられても誰も救ってくれない孤独。

いろんな、いろんな原因があった。

でも一番の原因は、それがあってから僕の作った、熱い厚い僕を取り囲む壁。





この硬い壁を壊して、抱き上げて欲しかった。





町田の家に帰ったのに、会話が、無いよ。

僕は黙ってる。感情の無い顔で。死にたいとも言わず。

ここに居たら、自分の部屋から出られなくなる。引き篭もってしまう。

しんどいしんどいしんどいしんどいしんどいしんどしんどしんどしんどい






あの人の家で、掃除をして選択して、ご飯作って笑っていたい。

何時か、彼が僕を置いて逝ってしまっても。

渇いた骨と灰を集めて、壷に入れてあげるよ。

今の幸せを急いで、何時か不幸になる?

そうやって計算ばかりしていると、いつまでたっても幸せになれんと思うよ。

お兄ちゃん、ごめんね。

僕はどうしてもあの腕と体温が欲しいんだ。毎晩、飽くことなく。

そしていつか、あの心さえも僕だけのものになれば良いって思うんだ。

ごめんね、お兄ちゃん。お仕事に行ってくるよ。
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