ひとりごと日記
昔からひとりごとの声がデカすぎると周りに迷惑掛けてます。

2001年07月15日(日) 仮面ライダー

私の世代の男なら誰だって一度は、はまるもの。
ウルトラマンと、仮面ライダー!。
ご幼少の頃、私もご多分に漏れず、はまりまくってた。
毎日のお小遣いは、20円の仮面ライダースナックという、カードつきのお菓子に消えていった。
ライダーが出た時は、嬉しかった!。でも、嫌いな怪人だと、しょげ返ったりした。
本郷猛が変身する”1号ライダー”と、風見四郎の変身する”仮面ライダーV3”が、私のお気に入りだった。
今でも、仮面ライダーの話をすると、結構熱く語っちゃうよ。

そんな時代もあったなぁと記憶の彼方に消える頃、お恥ずかしい話ながら、また、はまってしまったのである。
去年放送されていた、「仮面ライダークーガー」。これになんとも言えず、魅力を感じてしまった。
誤解のないように言っときますが、(誰に)去年偶然この番組を見るまでは、仮面ライダーのシリーズが放送されている事自体まったく、知らなかった。

休みだというのに、日曜日の朝8:00から起きて、TVを見る。
そして、何やってんだかと思いつつも、子どもたちに混ざって、ガチャポンの、クーガー指人形取りに興じる。
これが結構恥ずかしい。いや、後ろめたいとでも言おうか。

このガチャポンと言う奴がまた、厄介な場所にある。デパートや、スーパーなどでは、必ず、階段のそばの、休憩のためのイスがある所か、正面の入り口付近、または、ゲームセンターコーナー前に、デーンと並んでいる。そこには、子どもはもちろん、こどもを遊ばせている、親が座っていたりする。
この方々の目が、結構、心の羞恥心にグニュとヒットする。

子どももいないのに、100円を握り締めてガチャポンの前をいったり来たりするオヤジ約1名。その間、周りの人間の目をチェック。子ども達が、少なくなった隙に、「うん今だ、だれもこっちを見ていない。よしっ!」と、ささっと100円をいれて、慌ててレバーを回し、でで来たカプセルを握り締め、そそくさと去っていくオヤジ。
想像するだけで、どこか変である。いや、気味悪い。犯人のようである。

お陰で、変身フォーム(クーガーは、戦う敵の種類、強さによって、マイティ、ドラゴン、ペガサス、タイタンと変身フォームを変え、さらに各フォームが強くなったライジングというバージョンがあり、もう一つついでに、究極の戦士である、アルメティックというフォームまで全9種ある)は、すべて手に入れた。はははっ。どんなもんだい!

しかし、9個すべてのフォームを手に入れるまでに、怪人の人形は、その倍の数を手に入れてしまった事は、言うまでもない。(テレビ台の下にウヨウヨいて、気持ち悪い)。

その勢いにのって、昔懐かしい仮面ライダーのビデオまで、何巻か借りてきて見てしまいました。
私は子どもの頃の感動を覚えながら、怪人コブラ男に、必殺技「ライダーキック!」が決まる瞬間を待っていた。
そして、ついにライダーがジャンプ!
体を回転させ、ライダーキーックっの掛け声とともに必殺技が決まる!
おおっ!懐かしい!
悲鳴をあげながら、爆発する怪人コブラ男〜!
まるで、小学生の子どもに却って、ノスタルジーに浸って浸って浸りきって、感動の瞬間を見ていた私のそばで、一緒に見ていた奥様が一言。

「そ〜ら痛いわっ」

あっあのなぁ。おまえなぁ。そ〜ら痛いわって言われても。
いやだからそういう問題じゃないってば。

あ〜ぁ。男のロマンとは、女には理解できないもの なんだろうか。










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