umityanの日記
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夏の猛暑がうそのように、秋晴れが続いている。暑くもなく寒くもない。快適である。こんなとき、人間は幸せ感をもつのだろう。ただ、娑婆世界を見渡すと、さわやかな秋空とは裏腹に、景気低迷、先行き不安という心の曇りが充満している。どうしたら、この曇りを晴らすことができるのだろうか?。今は、断固として小泉内閣が提唱した構造改革を実行していくことでしか、日本丸を救う道はないのかもしれない。暗礁に乗り上げ、沈没しないように、国民一人一人が、舵取りを注意深く見つめていく必要があるだろう。 こんなに気持ちの良い日に暗い話は禁物であった。10月と違って、今月は仕事の量も少ない。商売はあがったりだが、自分の時間が持てることが何よりである。おかげで、夕方から雑草刈りに精出している。今、やっておくと正月前の大掃除が楽だからである。ネットフェンスを蔓が這い登り、我が物顔に振舞っている。この僕に挑戦しているのだろう。僕も負けてはいない。例のナギナタで、蔓の支柱をチョキンと切る。ばあやいわく。「お坊ちゃま、蔓は根元から裁たなくちゃだめですよ」。そのくらいは、この僕だってわかっている。ただ、根元から裁つには、スコップで掘り起こさねばならない。これが重労働なんだよなー。ぎっくり腰にでもなったら大変と、僕もわが身をいたわっているので、まあ、茎を切断することで自分を許している。又、蔓だって、生命を救われ、来春は見事な茎を伸ばすに違いない。そのときは又、戦えばいいことである。僕の体が動くうちは、この戦いが続くだろう。 アフガンの戦争も人の命を奪うことは止めてほしいものだ。人間は考える葦。殺しあわずとも、どこかに歩み寄る道があるはずだ。早くその道を見つけてほしい。茨の道かも知れないが。
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