umityanの日記 DiaryINDEX|past|will
不思議なことってあるものだ。時期はずれのかもめーるが届いた。「あれっつ、暑中見舞いのはがきがあまったのだな」と、思いながら、盆前に来た30枚くらいはがきの抽選番号を確認していないことにきずいた。早速、検索で当たり番号をしらべたら、なんと一枚だけ当たっていた。発信人はクライアントの一人からだった。ところが、その日に、そのクライアントから仕事の依頼。「ええっ、偶然ってあるんだなあー」と二重の喜びにひたった。僕は霊感も超能力もないが、こういう偶然は結構、経験している。いいことばかりの偶然なら良いのだが、悪いことがかさなると、「あああ人生っていやだなーーー」と、二重の苦しみを味わうことになる。さすがに、二重の苦しみは今のところないが、羽目をはずして二重にも、三重にも後悔したことなら、何度もある。その端的な例の一つは、「はしご酒」だろう。予定外の出費に、「あああ、僕って、本当におばかさん」と後悔するまでは、自らまいた種だから、仕方がない。代行車が遅くなり、家への到着が午前1時を回ると、さすがに、鉄の扉には頑丈な錠前がしてあり、おらび、さけべども、ばあやが起きてくる気配なし。耳も遠くなって、寝込んでしまったか、ということで、僕は車のなかで、「やだったら、やだね、」と憤懣たらたらと同時に、反省ひとしきり。そのうちに、船をこぎ、目が覚めたら、お天道様が高く昇っていた。ばあやいわく。「おぼっちゃま、昨夜は、どちらのマドンナさんとお過ごしかしら」とくる。「やきもちを焼くとしでもなかろう」と、僕は一笑して、無言の抵抗。まああ、こういうことって、頻繁にあることではないが決まりが悪く、みっともない。近隣の家が離れているので、人にきずかれないところが、せめもの救いでである。
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