umityanの日記
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2001年11月28日(水) 師走のなかでの憩い。

やがて師走。時があわただしく過ぎていく月。なんやかんやと言いいながら、けじめをつける月。僕がつけなければならない「けじめ」もたくさんありそうだ。「わおーーーーー。」いやになりそう。そんな中でのちょっとした憩いはクリスマスに違いない。仏教の制度ではないが、日本社会にも浸透しており、肯定できる。昔の映画に「戦場のクリスマス」ってあったと思うが、今、アフガンで戦っている兵士たちにも、ひと時の憩いがあってほしいと同時に、早期の戦争終結を願いたい。タリバンの兵士たちは、最後まで戦うと言っているそうである。彼らの宗教にはクリスマスはない。捕虜としてつかまってしまえば、命が保証されない。しからば、最後まで戦おうということらしい。悲しいことである。そこまで、彼らを駆り立てる心はなんだろうか?愛国心?宗教心?民族主義に根ざした排他性。分かるような気もする。ただ、本当の情報が彼らに伝わっているのかどうか疑問である。情報過多の時代では、正しい情報を、正しく認識しないと判断を誤る。人々が情報操作により偏見をもってしまうことが怖い。テロリズムが正当化される情報や、社会は異常である。そのことを、為政者は民衆に正しく伝えねばならないだろう。いかなる宗教も、戦争やらテロを肯定してはいないだろう。死しても残らない名、あるいは残るかもしれない名なんて何の意味もないように思える。せっかく生を受けたのだから、お迎えが来るまで生をまっとうすることこそ、自然の摂理であり、宗教が望んでいることではないのだろうか。


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