umityanの日記
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12月3日に、今年の新語・流行語大賞が決まった。小泉首相の発した言葉が6っも選ばれたそうだ。いやああ、それにしても小泉首相の言葉は斬新でユニークである。「聖域なき改革」など、言葉で聞いただけなら、なんのことかな?とピントこないが、文字になると、なるほど、聖域がない改革か、いわゆる特別扱いされる場所や部署など、どこにもない。どこも、改革の対象になりえるということである。てな具合に理解できる。それにしても、名言だなあと思う。聖域なき改革もそうだが、骨太の精神、改革の「痛み」など、まさに、人心を揺さぶることばである。小泉流魔術で、国民は骨抜きにされてしまったか。70パーセントを越す支持率がそのことを如実に物語っている。ただ、昨今の不景気を何とかしてもらいたいという願いがこの支持率に込められていることを、政治家もわれわれも忘れてはならない。 トップテンの言葉として、「塩爺(しおじい)」や、「やだねったら、やだね」が、入っていたが、面白いと思う。 「抵抗勢力」という言葉も選ばれたが、受賞候補者が全員辞退したため、受賞者はいなかったそうな。 去年の言葉で面白かったのは、「めちゃ悔しいー」とか、「Qちゃん」とか、「最高で金、最低で金」なんかがある。 新語、流行語は、まさに時代を象徴している。この大賞は自由国民社の「現代用語の基礎知識」が主催になり、識者が選ぶシステムになっている。だが、今年をにぎわした言葉はほかにもたくさんある。「肉骨粉、ジハード、伏魔殿、デフレスパイラル、ファイナルアンサー、感動したっ!」なんかがそうである。 ファイナルアンサーなんて、クイズの答えに対して最終決断かどうかを司会者が尋ねることばだが、心臓に悪くて良くない。だが面白い。じっと目をみつめられると、人間って、その言葉に不安になり、動揺するからだ。それを第三者である視聴者が見て喜ぶ。なんか変な社会!!。さあ、来年の流行語大賞はなにやら
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