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umityanの日記 DiaryINDEX|past|will
今年もいよいよ終ろうとしている。毎年のことながら、「早い、早い」と言いつつ、今日になった。「あああ、又ひとつ歳をとるのか」と思うといやになるが、新年は一番ゆっくりできるから好きである。今年の反省は、もう何度もしたが、何といっても、不景気と戦争に明け暮れた年だったように思える。終身雇用制がとっくに崩れ、今はリストラの影におびえながら毎日を過ごすサラリーマン。失業率は5.5パーセントという最悪の状態である。「同情はいらないから仕事をくれ」という、生存への熱い叫びだけがむなしく聞こえる。今の社会では、企業への忠誠心、愛着心なんて、到底もてっこない。人間を切り捨てた企業は遅かれ早かれ、逆に、人間から企業が切り捨てられる運命にあるように思える。こうした世の中は健全ではないと、ふっと考えてしまう。来年もまだ、景気に対する明るい材料がみあたらない。悲しいことだ。逆にデフレがもっと進行し、日本経済が沈没してしまわないかと、心配である。僕も心していかねばと、今から奮い立っている。
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