umityanの日記
DiaryINDEXpastwill


2002年02月24日(日) エレガントな宇宙は僕の恋人か?

今、ブライアン・グリーン著の「エレガントな宇宙」という本を読んでいる。まだ、500ページのうち、40ページしか読んでいないが、超ひも理論について書いてある。アインシュタインにもできなかった、宇宙の統一理論というか、統一原理を説明できる唯一の理論がこの超ひも理論だそうである。最初、「ひも」という言葉を見たとき、少なからずいやな印象を持った。何故って、僕の脳裏には、「僕は、あの子のひもなんだああ。うっしっし」とか言うように、好ましからぬ言葉としてインプットされていたからだ。もっと適切な言葉はなかったものか。むしろ「超ムチ理論」のほうが、痛くてよい。これは冗談。
アインシュタインの一般相対性理論、及び特殊相対性理論、更に量子力学、これらの理論が合致しない点を、見事に統一して、宇宙を説明しようという試みから、この超ひもの理論が考えられたらしい。まだ、ほんの入り口しか読んでいないので、僕は間違ったことを言っているかもしれない。それにしても面白い。宇宙の構成要素、原子、それよりも、もっともっと、小さい構成要素、クオーク、ニュートリノ、ミューオン、タウ粒子とかが発見された。陽子、中性子、電子なら聞いたことがあるが、これらは聞きなれない言葉ばかりだ。これらが複雑に組み合わさって、いろんな型の輪ゴム状のひもができる。すべての物質とすべての力が、この微細なひもの振動に起因する、ということに統一され、宇宙が説明できると言うわけだ。
「なんのこっちゃ、まったく分かりません。僕は文系でした」なんていってはいられない。すばらしいことだ。秋の夜長なら一気に読み干すところだが、あれやり、これやりで読んでいるので、いつになったら読み終えるのかまだ分からない。勉強することがありすぎて、一つのことばかりに集中できないのが悲しい。「ああああ、永遠の命が欲しい。それが無理なら、もっともっと若さと時間を」と言いたい。
近未来に、研究が進んで、宇宙生成の秘密や、宇宙の未来が解き明かされるだろう。願わくば、僕の存命中であってほしいものだ。


umityan |MAILHomePage

My追加