umityanの日記
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我が家と庭 at 2002 03/14 10:43 編集
家の近くに大きな森林公園がある。人に我が家のことを紹介するときは、とても便利だ。「家の前が大きな庭だからすぐ分かるよ」。人は最初「へえええっつ」と驚いた顔をするが、いざ来てみると、「なんだあーー」と言うことになる。その庭、いや、公園で今、植樹祭があっている。日ごろはあまりに近くて、ほとんど、そこへ足を運ぶこともなかったが、我が家の「花桃」が、どういう原因かわからないまま、枯れてしまった。除草剤がかかったのか、はたまた、病気になっていたのか、自然に任せていたので、きずかないでいた。僕の愛情が足りなかったかと、何故か心残りがして、ふらりと公園に足が向かってしまった。いやあああ、久しぶりというか、初めて見る植樹祭は見事。どこから運んできたのか、大小無数の苗やら、木々が所狭しと並んでいる。虹の七色ではないが、色とりどりできれいだ。木々の名前を書いた札がぶら下がり、値段が書いてある。知らない木々の名前がたくさんあった。ああ、これが歌に歌われているアカシアか。なるほどね。と無知の僕は感心するばかり。さすがにカルテルがあるみたいで、同じ太さや高さの木々はどこも値段が一緒だ。おもしろい。これをいかに値切るかが僕の腕の見せ所。8000円の物を「5000円でどうかな」と言ったところ、門前払いされてしまった。まあ、そうこうしながら、木々を四本買った。車の中に何とか収めて遠回りして我が家へ帰還だ。僕は早速、スコップで穴を掘り、水を入れてかき回し、木々を植えた。久しぶりの肉体労働は疲れたぜ。腰ががくがくだ。それでも、毎年、可憐な花を咲かせてくれるかと思うと、嬉しくなる。まあ、僕にとっては、梅を最高の花とし、その周りに、とりどりの花があるのも、趣があっていいのじゃないかと思う。 「生きとし生けるもの、いかでか花をめでん」なんだか、そんな気持ちになった。 さああ、今日も猛進あるのみだ。
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