umityanの日記
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| 2002年04月11日(木) |
祭りと新入社員、どういう関係? |
祭りと新入社員、どういう関係? at 2002 04/11 11:15 編集
昨夜は神社祭の初日だった。ここ数年、行っていなかったので、久しぶりに歩いてみることにした。花見の時もそうだったが、神社の参道の両端には、とうもろこし、イカ、たこ焼き、やきぞばなどの食べ物やさんをはじめ、金魚やさん、おもちゃ屋さん、竹細工やさん、植木屋さんなど、おなじみの店がずらり。いやああ、縁日の日本的風景は絵になる。僕は大好きである。参道横の広場では仮設舞台が組んであり、歌謡ショーをやっていた。年端も行かない子どもが大きなマイクを持って、演歌やら最近の流行の歌をおらんでいた。お見事。腰を振り振り歌う姿は、まさに現代っ子そのもの。僕なんか、上がり性、別の言葉で言えば、自意識過剰で、とても、舞台の上では歌えそうもない。上がらないためには、人という字を手のひらに書いて飲み込んだら良いとか言うが、ふらふらと、めまいを感じ、観客の大きな口にのみこまれてしまうのが 落ちだろう。夜はまだ冷えた。近くの居酒屋へ立ち寄った。ほとんどの席が埋まっていた。部屋では、新入社員や新入学生の歓送迎会みたいなのがあっていた。「一気、一気」という掛け声が聞こえた。あああ、かわいそうに、洗礼を受けている。合掌!!!。そういえば、僕も入社したとき、先輩にたっぷりと飲まされたことがある。もう、しどろもどろで、帰りの電車の中で戻してしまった。こういうときに限って、ハンカチを持っていなかった。僕の真向かいに座っていたオーエルの方が、ハンカチを貸してくれて、処理してくれた。僕は名前も聞かずじまいで、そのまま独身寮へ直行。お礼を言ったかどうかも覚えていない。翌朝、目が覚めると、見覚えのないハンカチが手元にあった。あああ、なんと愚かな僕。「ばかーーん、ばかーーん」と頭を殴ってやりたい。とうとうハンカチは返さずじまいで、今日に至っている。その後、同じ電車に何度も乗ってみたが、あの心優しき女性と二度と再会することはなかった。今だから書けるが、もし再会していたならば、きっと恋の花が咲き、ハンカチがデートを取り持っていたかもしれない。うんん、それは考えすぎか?。ハンカチは別れの代名詞。タオルなら良かったかもしれない。いやはや、おめでたい僕である。今更ではあるが、ふっと思い出したので、この場をかりてお礼を言っておこう。「まだ見ぬ、心優しき人よ。あの時は本当に有難う。今、こやって元気でいるのも、あなたのおかげです。有難う」。 神社の祭りから話が大きく飛んでしまった。
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