umityanの日記
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2002年04月13日(土) 野良のシャムが鳥を捕まえてきた。


野良のシャムが鳥を捕まえてきた。
at 2002 04/13 19:39 編集

今日、捨て猫のシャムが、「もず」みたいな鳥を銜えて表玄関へやってきた。雀よりはるかに大きく、カラスより小さい鳥である。多分「もず」だろう。[シャム君よ、家のえさが不味くて、たんぱく質が足りないのかい。わざわざ、口に銜えてここまで持ってきて、見せなくてもよさそうなものじゃないか。僕へのあてつけかい?」。そうシャムに言ってやりたい。かわいそうに、まだ生きているようだ。今から食べようと言うわけか。そうはいかないぜ。「わおーっつ」とネコを追い払うと、「ポトッツ」と鳥を落とした。鳥を抱きかかえてみると、首筋と胸のあたりをかまれて血がでていた。又、片方の羽が、無残にちぎれそうだった。このまま放置すればまもなく息を引き取るだろう。今更、外へ置いておくわけにもいいかない。野良のシャムが目をひからせて、飛び掛る機会をまっているからだ。とりいそぎ、消毒と傷薬を塗ってやり、かごの中に入れて、様子をみることにした。きっと、痛かったに違いない。かごの床でうずくまって、じっとしている。水とパンと、野菜のようなものを入れてやった。真っ黒い真ん丸い目をして、くちばしが少し突き出ている。いやあああ、それにしても、痛々しい。僕はどうも、こういう弱った鳥や動物に接するのは苦手である。必ず復活するという保証でもあれば良いのだが、やがて去り逝くものの姿を見ているときほど、つらいことはないからだ。今日の朝だったから、もう何時間たったのだろう。薬が効いたのだろうか?。今、鳥かごの横木に止まってじっとしている。その姿が実に凛凛しい。「キッツ」と天を見上げた格好で身じろぎだにしない。少なくとも、横木に上ってたっているということは、回復の兆しがあるのだろうか。よくわからない。今日、そして明日、あさって、日に日に良くなってくれば、なんとか自然に帰してやりたいと思うが多分、それは無理かもしれない。今はただ、じっと様子を見るしかないだろう。


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