umityanの日記
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at 2002 05/28 12:46 編集
五月のもろもろの行事が終った。今からいよいよ梅雨になり、暑い夏を迎えることになる。僕は六月の梅雨時が好きである。なぜか、みずみずしく肌にも潤いがでてくるからだ。「あなた、お肌がきれいね」と言われると、「そりゃあ、六月だもの、みずみずしいのは当たり前」と言ってしまう。もちろん、べとべとした、湿気は歓迎ではない。肌のみずみずしさのみならず、青葉、若葉にふりそそぐ、六月の雨は新鮮で、心まで洗われるようだ。つい、「雨ならばぬれていこう」という心境にもなる。 そんな時、旅を思い出す。旅はいい。最近は則ちゃん先生にあやかって、「山口百恵」さんの、カセットばかり聞いている。「いい日旅立ち」なんか聞いていると、ますますどこかへ行きたくなる。 ある友人が、「おいおい、旅、旅と言っていると、あの世まで旅してしまうぜ」と言っていた。「そうだよなああ。僕達の人生はまさに、帰り道のない一方通行の旅」。いずれ、物心がつけば、そういうことも考えるかも知れないが、僕が今、言っているのは、そういう旅ではない。ぶらりと、のんびりと日本列島を気ままに歩く旅のことである。若山牧水の歌にあったような、「いく山川こえさりゆかば、寂しさのはてなんくにぞ、今日も旅行く」。こうだったっけ。定かには思い出さないが、そんな心境の旅がしたい。 さああ、今から市内まで、仕事の旅だ。いざ、出陣。
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