umityanの日記
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| 2002年06月12日(水) |
人並みの夜って、どんな夜? |
人並みの夜って、どんな夜? at 2002 06/12 15:08 編集
歯医者をやっている友人が、土曜日にやってくる。高校時代の同級生である。以前、日記にも書いたが、今、山ノ神とは別居中。マンションかアパートかしらないが、そこを、借りて生活を始めた。つい最近、テレビと冷蔵庫と洗濯機がついたそうだ。彼のセリフがいい。「おれもやっと、人並みの夜がすごせるか」ときた。それにしても、おかしな夫婦である。山の神も歯医者だ。彼が院長、山ノ神が副院長。今は彼がマンションから診療所兼自宅に毎朝、通勤しているわけだ。一軒屋で近所とは少し離れているので、まだ、別居しているとは、気ずかれていないのだろう。僕に言わせれば、「結構なご身分で・・・」と、うらやましくさえあるが、本人にとっては、いたって深刻な様子。それはそうと、一体どんな顔をして、二人で診療をやっているのだろうか興味深深である。それぞれに、持分の患者さんがいて、お互いの治療方針に口出しをしない。この原則を守ることが、現状を維持できる秘訣かもしれない。それぞれが干渉しあうと喧嘩になり、患者さんも、歯科衛生士さんも困るだろう。はたして、二人、顔を見合わせてにっこりすることはあるのだろうか?。恋愛初期の頃はそういうこともあっただろうが、今では儀礼的な会話に終始しているかも知れない。お互いに、苦虫をつぶした顔では楽しくないだろう。今のところ、どう解決しようと思っているのか分からないが、男と女、愛がなくなったら、共同生活をやっている意味もないし、別れて暮らすのも、精神衛生上いいことかもしれない。そのうちに、何のはずみか、よりが戻ることもあるかも。夫婦喧嘩なんて犬も喰わないというし。ただ、「覆水盆にかえらず」とも言うし、今回の騒動は並大抵では治まらないだろう。一体、どちらに非があったのか定かではないが、一般的には男のほうが分が悪い。まあ、僕は彼の友人であるので、彼に極端な非がない限りは、彼を援護しなくちゃと、思っている。「あなたも女性の敵か」と、しかられそうだが、極端な非がないかぎりは、喧嘩両成敗が妥当だろう。 彼が持参するという、「地ビール」に、舌鼓を打ちながら、ゆっくり事情を聞いてみたい。
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