umityanの日記
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2002年06月22日(土) 長い一日を草刈で過ごしました。

長い一日を草刈ですごしました。
at 2002 06/22 12:02 編集

昨日は夏至。「長い一日をどう過ごそうか?」と、思案していたが、結局、夕方から「草刈り」にいそしんだのでありました。まさか、草刈はしないだろうと思っていたが、その「まさか」が、「本当」になってしまった。そこに考えが至るには、大きな理由はいらなかった。仕事が、さばけ過ぎて、時間が出来た。しからば、体力増進のため、草刈りをやるかと、思い立ったことが第一の理由である。こう書くと、ちょっと、きれいごとになってしまうが。日ごろ、動かしていないわき腹の、「ロース」をそぐには、草刈機の回転が最高である。右九十度、左九十度で、百八十度の回転を繰り返す。「うんんん、筋肉が、いや間違いだ。贅肉がピクピク動くぜ」。こうなりゃ、わき腹も否応なく引き締まるというもの。この話を友人にしたら、友人いわく。「おいおい、ますます贅肉が発達してしまうぜ」ときた。「余計なお世話だぜ」と言いたい。二つめは、重労働の後、大好きな野菜と言うべきか、果物と言うべきか、「スイカ」で、十分な水分を補給し、ほてった体を癒しながら、労働の喜びとスイカの美味にひたれることだ。何を隠そう、これも幸せな僕の一時である。実は、先日、遠出したとき、スイカを丸ごと買ってきて、冷蔵庫の中に放り込んでおいた。「頃はよし。早く食べて」と、スイカから催促されていた。まさに、グッドタイミングだ。僕は子供のころから、スイカが大好きだった。ほとんどが水分かもしれないが、水ではない。切れば、真っ赤なイチゴを敷き詰めたような三日月形の実である。「ばくっつ」と食いつくと、甘酸っぱい水分が口からほとばしり出る。これを「快感」って言うのだろうか。誤解を招くといけないので、一言付け加えるが、決して吸血鬼の子孫ではない。スイカがおやつ代わりだった小さい頃、兄弟で競って食べた光景が今でも懐かしく思い出される。草刈りの理由があらぬ方向に展開してしまったが、ばあやが言った、この言葉が憎いじゃありませんか。「お坊ちゃま、草刈にいちいち、理由はいりませんよ。早くしなくちゃ日が暮れますよ」」だって。「ムカッ」ときた僕は心のなかで言ってやりました。「今日は夏至だから、日暮れは遅いんだよ」ってね。


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