umityanの日記
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2002年07月04日(木) 平常心、これ吉か?。

平常心、これ吉か?。
at 2002 07/04 00:25 編集

今日は久しぶりに家にいて、よく仕事をした。というより、結構、ややこしい仕事がたまっていて、外歩きで、「のんべんだらりー」としていては、机上の仕事が捌けないのだ。本当はいつも、雲の流れるままに、ぶらりと出かけ、山口百恵さんの「コスモス」を何回も何回も聞きながら、車を走らせたい衝動に駆られるのだが、それじゃああ、おまんまの食い上げになってしまう。ということで、今日は机上の仕事に一心不乱、埋没したわけであります。実のところ、昨年から今年にかけて、商売の法律がどんどん変わった。少しは勉強しないと、置いてきぼりになってしまう。昔は通用していた天下の宝刀が改正法を知らなければ使えないのだ。お客さんの前で平気で嘘をつくことだけは避けねばならない。以前はよく専門書を買って調べていた。今はネットで検索すれば、ほとんど、欲しい情報が得られるので、楽だ。僕みたいな人間がいるので、つい先日、大きな本屋さんが撤退してしまった。うんんん、なんと言ってよいか分からないが、世の中の嗜好がどんどん便利なほうへ傾いていくようだ。時代の流れということで、これは仕方のないことかも知れないが、昔ながらのものがなくなっていくのはやはり淋しい。以前、ある坊さんが、「世のなかは、無駄なことを一生懸命にやって生きることも大事なんですよ」と言っていたことを思い出した。面倒がらず、図書館や本屋へ行って、時間をかけて気の済むまで調べるのも、これまたいいのかもしれない。これは時間はかかるが、得るものが大きいので、決して無駄ではないだろう。ただ、悲しいかな、時間がないのだ。こう書くと、「酒を飲む時間はあっても、本を紐解く時間はないのか?」としかられそうだ。ということは「時間がない」と言う理屈は説得力に欠ける。ただ、昨今はインターネットのスピードもそうであるように、何でもスピードが要求される。知らず知らず速さを求めてしまう。
安易に流されるのは、出来るだけ避けたいと思うが、なかなか出来ない。反省、反省だ。
 あっつ、そうそう、反省といえば、もう一つ大事な事を書いておかなければならなかった。実は、昨夜も弟(僕がそう呼んでいる仕事仲間)と飲んでしまった。「しゃなり、しゃなり」のママさんところへ、弟は行きたかったのだろう。夕方、テルがあった。僕とて、「しゃなり」さんは久しぶり。断る理由はなかった。いやあああ、昨夜はいつもになく僕達はもてた。お土産に、「鶏の軟骨」を二パックも買って行った。二人の男に、四人のヤングレディーが座った。「わおーーっつ」、誰と話したらいいのかと迷ったが、自然と座席は決まったようだ。彼女達は腹が空いていたのか、軟骨を「うまいうまい」と言っておいしそうに食べ、ビールやらウーロン茶で、のどを潤していた。おしゃべりも大成功。心にずしんとささった、一人の女性の言葉が今も脳裏に浮かぶ。今まで、僕の横に座ったことのない人だったが、今日は四人のメンバーのひとりだった。彼女はあと、一週間で隣県へ仕事兼結婚で行くのだそうだ。その彼女が、「僕のところには、今まで座わらなかったが、僕のことを好きでした」と言うのだ。「うんんんん、最後の言葉なら、なんとでも言える」と思ったが、内心は嬉しかった。「どうしてもっと、早く気付かなかったのか。青い鳥はこんなに近くにいたのに」と、悔やんだが、能天気の僕はいつもそうだ。きっと人畜無害なところに、好感をもたれたのだろう。
家に帰っても、いつまでも気持ちはホットだった。もちろん、弟も僕に劣らずホット、ホットで笑顔が絶えなかった。もてないときはいつも、「眠たいなあーーー。帰ろうか」というのだが、今日は目の輝きがいつもと違っていた。と言うことで、昨夜は懺悔を返上して、「多大なる幸を与えてくれた全能の神よ。感謝申し上げます。・・・・・・・南無う・・・」ということになろうか。ばあや曰く。「坊ちゃん、今日は、顔がにやけていますよ。何かあったのですか?」。僕は言ってやりました。「ばあやの元気な顔を一日中、見られるから嬉しくてね!!」と。ま、そんな今日でした。


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