umityanの日記
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| 2002年07月12日(金) |
男に生理ってあるの?−僕が今そうなのか? |
男に生理ってあるの?−僕が今そうなのか? at 2002 07/12 00:09 編集
三日ばかり日記から遠ざかっていた。サボっていたわけではない。いわゆる男の生理ってやつで、人生、何故か空しく、活字を追う気持ちになれなかったのだ。その反面、夜の社交だけは欠かさなかった。いつもの断らない病がでて、「あっち向いてホイ。こっち向いてホイ」で、財布は火の車、体はくたくただ。人生が空しくなるのも当たり前だ。男の生理について、「今、僕がそうなんだよ」と言うと、皆、信用しない。「まさか、ミルンさんに、そんなことはないでしょう?。いつも、にんまりして、元気一杯じゃあない?」とくる。「そりゃあ、違いますよ。僕だって生身の体。疲れもするし、心だって、本当は繊細で、英語で言えば、デリケートなんですよ」と反論するけど、またまた信じない。これじゃああ、拉致があきまへんわ。そんなわけで、ここ数日は、仕事に熱中したわけであります。以前は、午後から街中を「笑うセールスマン」スタイルで、風を切るように、かばんを振り回しながら歩いていたが、今はその元気がない。夜の闊歩が多いことの反動か?。日中はもっぱら事務仕事に専念。時たまパソコンの前で、こっくり、こっくりやっていると、そんな僕の姿をみて、ばあや曰く。「夜の帝王は、昼間はお昼ねですか?他の人に示しがつきませんよ」と僕をいじめにかかる。おうおおーーーっつ、僕もつらいぜ。 まああ、それはいいとして、最近知った心憎い教訓を一つ。知らなかったのは僕と、のりちゃん先生ぐらいで、こんなことは皆、知っていると、和服のママが言う。質問は至って簡単。「愛と恋の違いは何か?」と。僕ものりちゃんも、もともと硬派の真面目。そりゃあああ、真剣に学問的に生理学的に、「こうなんだよ。そうなんだよ」といえども、ママはただ、笑いながら、「分からないかなあ?よく字を見て!!」という。眼光紙背に徹すで、しげしげと「愛」と「恋」を眺めていると、鈍い僕の頭に、突然、一条の光がさしたのでありました。思わず笑いましたね。「愛には心と言う字が真ん中にあるので、真心であり、恋は心と言う字が下にあるので、下心がある」って言うわけだ。なるほど。感心した。確かに的を得ているともいえる。これを考えた人は、恐らく、愛も恋も体験した人に違いない。そういえば僕も二十歳前後の頃、愛や恋について考えたことがあった。僕の結論は今でも変わらないが、「まさかの愛こそ、本当の愛」ということだ。うんんんん、こう言い切ってしまうと、「あんたは偽善者だ。まさかの愛を経験したことがあるの?」と言われてしまいそうだ。こうなると、なんとも言いようがない。ただ、世の中には、そういうピュアな心の持ち主がたくさんいるに違いないと思う。ちゃらんぽらんの、あんぽんたんの、能天気の、ふうけもんの僕には、愛も恋も語る資格はなさそうだ。そこまで、自分を卑下することもないが、まああ、それに近いだろう。考えれば考えるほど、今日は眠れなくなりそう。この辺で打ち切りだ。
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