umityanの日記
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2002年07月17日(水) 雷が去って、今日の労働が始まる。

雷が去って、今日の労働がはじまる。
at 2002 07/17 09:59 編集

「すがし」と寝ていたところ、早朝より、大爆音とともに、雷の洗礼を受けた。恐らく数発は落ちただろう。よりによって、人騒がせな奴だ。もう半時間は寝ていようと思ったのに、「うらみますぜ・・・・・」。とかなんとか言っている場合ではない。まずは退散だ。ベッドからそろりそろりと這い出し、よっつんばいで二階の階段から一階へ非難した。「出来るだけ、小さくなってうずくまっているほうがよい」と、テレビかなにかで、聞いたことがあったので、即実行。座敷で座布団を枕にひざを抱えて小さくなっていた。目だけはガラス越しに外を眺めていた。「ピカッツ」とするたびに、「ワン、ツウ、スリー・・・・」とタイムを測る。「ゴロゴロ」との間隔が遠くなるにつれて、僕の心も安心感が広がっていく。「奴は去ったか」と、思いきや、突然、「ピカッツ、ド°ドーーーン」だ。怖い怖いで、座布団にしがみつく。こんな姿を見て、ばあやが、「大の男がだらしないですよ。子供と一緒ですね」と、僕をからかう。僕は心のなかで思った。「何を言っているのですか?。大の男だからこそ、自らの手で、制御できないことに対して恐怖心がはしるのですよ」ってね。これは苦しい言い訳か?。
いやああ、本当に雷は怖い。僕の苦手な三本柱の一本である。残りの柱は、「蛇」と、「地震、台風」ということになる。やはり、雷だけは、どこに落ちるのか想像できないところに恐怖がある。「蛇」ににらまれた「カエル」みたいなもの。身動きがとれない。蛇は目で確認でき、逃げ出すには時間が十分にして余りがある。僕の分類から言えば、地震、台風は雷や蛇とはまた違った恐怖に属する。なによりもスケールがでかい。次に、気まぐれだ。更に、方向転換がすきなようだ。「この浮気者」としかってやりたいが、直撃しなければ、「許しちゃう」ということになる。
おっと、しばらく中断だ。奴が再び戻ってきた。座敷で丸くなろう。
いくつの時がながれたのだろう。「ふっと」時計を見ると、ななんと、わずか10分の経過。うとうととしていたらしい。
さあ、雷君に別れを告げて、今日も元気で労働にいそしもう。




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