umityanの日記
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| 2003年02月01日(土) |
鍋で身も心もあったかだぜ。 |
鍋で身も心もあったかだぜ。 at 2003 02/01 11:07 編集
昨日は、久しぶりに都会へ仕事で出かけた。高速を乗り継いでいけば、一時間足らずで、到着する。便利になったものだ。普通の道では、ゆうに二時間はかかるだろう。それにしても、都会は「はっ」と目を見張るものがある。まず驚くのが、風景の変貌である。いままでなかった建物が縦横無尽に建ち並び、色彩も一変している。「ありゃ、ここはどこ?」と、目をぱちくりして、あたりを見回さなくては位置がわからない。やはり、定期的に都会を散策しておく必要がありそうだ。
そうこうしながら、ナビのおかげで、目的地近くまでは、なんとなくいけた。「さあ、車をどこにおく?」と、考えていた時、見覚えのあるビルが、すぐそこに。よかった、そこに入れて、あとは徒歩で目的地を」さがすことにした。近くを歩いていたOL風の女性に目的地を聞くと、彼女もそちらのほうへ行くとのことで、案内してくれた。道すがら、いろいろと話しをした。 「いやああ、都会の女性は優しい」と、そのとき思った。無事、目的地に着き、名残を残しながら、彼女にお礼を言った。正直、もう一度会いたい気がした。「おいおい、なんと気の多いやつ」」と怒られそう。
さすがに都会の仕事のシステムは進んでいる。僕は小さな目玉を白黒させながら、何とか目的の書類を手に入れることができた。さああ、あとは帰るばかりだ。帰りは時間を気にしなくて良い。と言うことで、一山超えて帰ることにした。まだ、雪が残っていることは分かっていたが、急ぐ旅ではない。見事な雪景色を鑑賞しながら帰るのも風情があっていい。
都会の雑踏を抜け、いよいよ山道に差しかかった。この近くに元祖手造り豆腐やがある。いろんなところへ行って、よく思うのだが、店のあちこちに「元祖」と書いてある。「あらあら、一体、どこが本当の元祖なんだろうって」思う。 さすがに、雪の山道は車の往来も少なかった。僕は、車をとめて、その豆腐を三個購入。締めて六百円なり。僕の目的は決まっていた。最近、我が家で、やたらと多い鍋物の具を買って帰ろうということだ。山の中腹に、採れたっての山菜を売っているところがある。僕は買った。丸ごとの白菜二玉。締めて三百円。手造りの柚子胡椒、二個。締めて四百円。一玉百円のブロッコリー五個。締めて五百円なり。名前を知らない野菜二束、二百円。見事なネギ、百円。あとは、野となれ山となれでよく分からない。
雪山は僕に優しく微笑みかけてくれた。僕は、嬉しい気分で、帰宅を急いでいた。sそそそそそこへ、なんと、のりちゃん先生から電話。「ええええ・・・・っつ、今日もまた?飲むの?・・・・これで三連ちゃんじゃないの」と、思ったが、今日はお土産もあることだし、なじみの料理屋で材料持込の鍋物に舌鼓みを打つことに決定。
ママさんは、ニヒルな笑いを浮かべながら、僕のこの提案を了承した。よく見ると目玉は三角だった。料理上手の奈美ちゃん(新人のカウンターウーマン、超美人で優しい)の、カモシカのような白い手が、材料を鍋に放り込んでいく。おっと、言葉使いが間違っていた。「かもしかのような手」とは言わなかった。なんといえばいいのだろう。「白魚のような手」だったっけ。分からない。とにもかくも、見事に鍋が完成。奈美ちゃんと、礼ちゃん(もう一人の新人カウンターウーマン。奈美ちゃんと甲・乙を争う、これまた超美人)にもおすそ分けをして、僕たちは雪山に埋もれていた超新鮮な野菜にあごが落ちたのでした。ネギがキュンキュンと音を立てて、口の中に甘い香りを運び、豆腐はとろりととけて、大豆の香りが。ひとしきり歌い、時がくれて、蛍の光が瞬く頃、僕は代行車で、のりちゃんは、安さんから買った「ちゃりんこ」で帰宅の途に着いたのでした。 今日の物語はここまで。
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