umityanの日記
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2003年02月27日(木) 春の憂鬱

春の憂鬱
at 2003 02/27 12:31 編集

世の中がきな臭くなった。いつ、戦争が勃発するやもわからない現状。自然だけが、なんの変わりもなく、いつもと同じ季節の様相を呈している。今、梅が満開。色とりどりの梅の花は実にきりりとして美しい。
菅原道真の歌だったか、「東風吹かば、においおこせよ梅の花。あるじなしとて春な忘れそ」という歌が思い出される。もう春なのだ。そして、97さいのおばあさんももういない。

梅の花がこんなにきれいな今日、おばあさんの葬式だ。死に化粧をみたが悟りきったような穏やかな表情だった。人は皆、こうやって仏になっていくのだろう。そっと、梅の花を添えてやりたい気がした。

人は亡くなっても、世の中は立ち止まりはしない。未来に向けてただ、時を刻むだけ。そんな時に翻弄されながら人間はひたすら生きている。なんお変哲もないのだ。
昨夜以来、やや僕の心も緊張している。

そういえば、昨夜は、のりちゃん先生から、電話があった。単身赴任の身。寂しくなったのだろう。僕も通夜から帰ってきたばかりだったので、少々興奮気味。心を癒すかということで、刹那の時間を一緒に過ごすことに決定。いつものいきつけの小料理屋に行くと、既に酔いもなかばの、のりちゃんが、にっこり微笑み、大きな目玉をさらに大きく広げて僕を迎えいれてくれた。こういうときは大概、のりちゃんのおおごりだから、お足のことは何の心配も要らない。それいけわいわいと行きたいところだが、なかなか心はそうはいかない。
結局2時間ばかりいて、二人とも名残をのこしながら、その店を後にした。

カウンターの中では、奈美ちゃんと礼子ちゃん、それにママさんが「珍しい、二人でどこかへ行くんでしょ?」と怪訝な様子。
「うんんん、状況を理解していない人に説明はいらない」ということで、僕たちはそそくさと店外へ。ぼくは代行車、のりちゃんは、ちゃりんこだ。

かくして、今日を迎えたわけだ。やや肌寒いが春の空気は、甘くどんよりとして、僕の心を憂鬱にさせる。、今はそんなことも言っておられないか。2時から葬式だ。さああ、出かけよう。こころを引き締めて。


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