umityanの日記
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| 2003年06月17日(火) |
友、三人の雄たけび。第三弾。最終章 |
友、三人の雄たけび。第三弾。最終章 at 2003 06/17 11:01 編集
しゃなりのママの店を出た。もう一軒、どうしても行かなければならないところがあった。いつもの小料理屋である。ボスや弟たちと、歓談する行きつけの店。百円玉の、お目目のママが、「いらっしゃいと」ニコニコ顔で迎えてくれるはずだった。
ところがさにあらず。いきなり、「遅かったわね。ぷんぷん。一体何軒目?ぷんぷん」ときた。 僕に聞かず友人の画家に聞くところが憎らしい。友は、はとがマメ鉄砲を食らったような顔をしながら、「4軒目かなああ」と答えた。百円玉の目が「きりりっつ」と光った。いや、これは気のせいだったか、すぐ、いつもの表情に戻って、「なんにします?」と聞いてきた。この変わり身の早さは、カメレオンだってかなうまい。
僕たちは、結構、食べてきたが、どことなくお腹がすいていた。しゃなりのママのところで、しゃべりすぎたか、はしゃぎすぎたせいか?。かなり、エネルギーを消耗したようだ。
もう、アルコールはよしとしなかったが、それじゃあ悪いと思って、各人、一杯ずつの焼酎お湯割を飲むことにした。と、同時に、雑炊を注文。ねこめしみたいなものだが、これがうまいんだよなーーーー。 ママはどこからか大きなボールにめしを盛ってきて、鍋にぶち込み、その後で、具らしきものをつくり始めた。いやはや、見事な手捌きよ。やがて、おかゆみたいな雑炊が出来上がった。結構しゃべりながらこしらえていたので、「唾液」混じりの雑炊ということになるか。まあいいか。僕たちは「ふーふー」言いながら、どんぶりの汁まで飲み干した。いやああ満足満足。これでようやく帰れるぞ。 僕たちの心は既に、睡眠基地へ飛んでいた。
楽しい時間って、すぐ過ぎてしまう。時々「どうしてかなあ?」と考える。おもうに、楽しいときは、時間が気にならないから、あっというまに過ぎてしまうのかもしれない。気付いたときは、もう午前様ってことがよくある。楽しくないときは、しょっちゅう、時計ばかり見るから、時間の経過が遅く感じられるのだろう。
友、遠方より来る。楽しからずや。いよいよ、僕たちの刹那のふれあいも幕を閉じようとしている。人生はまさに、旅である。999の哲郎が旅をしながら、いろんな星に停車した如く、われわれも、知己を頼って星をたずねるわけだ。 願わくば、皆が幸せであらんことを祈って、この章を閉じよう。
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