umityanの日記
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2004年07月02日(金) 友人の苦悩。

友人の苦悩。
at 2004 07/02 17:40 編集

7月になった。相変わらず、天気はギクシャクして、定まりがない。蒸し暑さが、異様に神経を苛立たせる。梅雨時とは、まさにこんな感じだ。いかに、雨が好きな僕でも、風情のない雨は遠慮したいもの。
自然現象に腹を立てても仕方がない。要は心の持ちよう。朝顔は文句の一つも言わないで、今日も可憐な姿で、僕を魅了してくれている。とりあえずは、朝顔に感謝だ。

さてさて、我が超零細事務所の半年の営業成績が判明した。不可である。われながらお粗末。予想していたこことはいえ、心なしか悲しくなる。じっと手を見るのみだ。深く刻まれたしわと、垢しか見えないのだが・・・・。垢でもせんじて飲むか。とほほ・・・。

昨今、世の中は景気感がただよい、見通しが明るいように報道されている。果たしてそうなんだろうかと言いたくなる。巷では倒産も後をたたない。我が通知表との比較をしても意味がないが、我が成績は5点満点で言えば、アヒル君が勢ぞろいである。

おっと、生きとし生けるもの、そう嘆いてばかりではいけない。やはり、前向きに生きなくちゃ。気を取り直して、今、お上へ提出する書類を完成させた。以前は、行き当たりばったりで、時に追われながら、あたふたと仕上げていた。今年は、どうしたわけか、几帳面で、まめな僕の性格が前面に出て、すばやい対応となった。といっても、これには理由がある。7月の前半に小旅行に行くので、心置きなく遊びを満喫せんがための、仕事の前倒しってわけだ。こう書くと身もフタもないか。

話は代わって、昨夜は僕と生業を同じくする友人と小料理屋で会った。彼も僕と同様、二足のわらじをはいている。久しぶりの再会に僕たちは意気投合して、色々と語った。その中で彼が語った悩みに、僕の心は揺れた。

彼は、人事を担当していて、従業員にリストラの宣告をしなければならない立場にある。彼は言う。「僕はいつも辞表を机の中に入れている。やりきれない。僕も会社を辞めたい。女房とも相談した。女房は分かってくれた。僕に二足のわらじははけない。本業に専念したい」と。女房は、「あなたが、朝、出勤していくときの顔が、苦しそうで、見ていられない。貧乏してもいいから、辞めてもいいのよ」と、言ったそうだ。

いやああ、素晴らしい奥さんである。なかなか言える言葉ではない。友人も妻の内諾を得て、嬉しかったのだろう。結論はさておき、僕たちはおそくまで、酒と歌のはしごを繰り返した。帰宅、午前2時。山の神が起きてくる様子はない。僕は合鍵で、こっそりベッドインした。何もなったかのように今朝が明けた。

昨夜の出来事を山の神に話すと、「人のリストラができないようでは、一人前のプロとはいえない」と言う。確かにビジネス社会にあっては、そうかもしれない。ただ、それが出来ない人間だっているわけだ。僕にはそういう経験がないので、なんとも言えない。僕が友人に言えたことは、「女房の内諾が得られたのなら、辞表はいつでも出せる。まずは、リストラを告げられた人の、後の支援に全力を尽くすことではないか。」と。最終的には自ら、決断をくだすしかないだろう。

こういう話はなんともいたたまれない。いまだに、僕の心はくすぶっている。。



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