umityanの日記
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| 2004年08月08日(日) |
オリンピックと戦争と。 |
オリンピックと戦争と。 at 2004 08/08 13:16 編集
アテネオリンピックの開幕まで、あと5日となった。オリンピックはまさに世界のスポーツ祭典。代表の選手たちが人種を超えて、競技を繰り広げる。戦いは戦いでも、スポーツの戦いは、勝者であろうと、敗者であろうと、それぞれに共感を呼び、涙を禁じえない。スポーツの原点が、やはり世界の平和であるからだ。人を殺戮する戦争とは大違いだ。
イラク戦争だって、武器を捨てて、スポーツで競ったがいいと、僕は常々、思ってきた。分かり合えることへの一番の近道であるような気がする。罪もない幾多の人達も犠牲にならないですむ。悲しいかな・・・・、現状では平和の構築って、そんなに簡単ではないようだ。
最近は、マスメディアの発達によって、即座に世界の情報が、目や耳に入る。昨夜も、テレビで、13歳の女の子が子供を生んで、育てている姿や、地下の下水溝みたいなところで、暮らしている孤児たちを見た。冬になるとマイナス何十度にもなり、凍えて死んでいく子らもたくさんいるそうな。はたまた、先祖から引きずった借金のかたに、奴隷といっては言葉が悪いが、一生、奉公の身にあまんじなければならない少女もいた。学校にも行きたいが、いくことも許されない。仕方がないとあきらめ、笑顔で過ごしている少女。戦争と貧しさが生み出した現象と言ってもよい。あまりにも、過酷で厳しい世界の中での姿・・・。
また、昨夜は日本と中国が優勝をかけて、サッカーで競った。それぞれに、持てる力を出し切って戦った。すばらしい試合だった。ただ、観客の暴言や、排他的な行動は好ましくないが、これも、愛国心のなせる所業かもしれない。方法はよくないが。双方が引きずってきた歴史の重みは、なかなか払拭されるものではないんだと、あらためて感じた。
日本も幾多の反省の中から、今日を築いてきた。まだまだ、反省すべきことは多々あるだろう。スポーツをとっても、勝つことへの執着が強すぎるようだ。日本がメダルを何個とろうと、たいしたことではないだろう。国の威信にかかることでもない。日本はこぞって、メダルを気にする。メダルの国別比較なんて、なんの意味もない。特にマスコミは、それを煽り立てる。
飢え死にしそうで、はいつくばって生きている子らがたくさんいるのに、日本人は平和ボケで有頂天になってはいないか?。国際社会で言うべきことは言わなくてはいけないが、もっと、謙虚になってもいいだろう。厳しい現実をひたすら生きている子らにこそ、平和構築のシンボルとしてメダルを首にかけてやるべきだ。
「何もできないやつが、言いたい放題のことを言っている」と、批判もあるだろう。 確かに、批判は甘んじてうけなくてはならない。今はただ、世界のいろんな現状を垣間見て、心を痛めるだけしかできないからだ。恐らく、幾多の人もそうだろう。
「世界の隅々にいたるまで、平和が蔓延し、21世紀を担う子らに幸があらんことを」。そう、切に願っている。
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