umityanの日記
DiaryINDEX|past|will
| 2004年08月30日(月) |
台風はエイリアンだぜ。 |
まさに今、台風の直撃を受けている。九州列島を縦断して、四国やら本州に向かいそうだ。由々しいことだ。備えあれば憂いなし。昨夜は雨戸という雨戸を全部閉め切った。雨戸のないところは、しっかりと鍵をかけた。「さあ、来るならこい」と、まるで、エイリアンとの戦いに備えるかのようだ。 あの、映画のエイリアンでさえ、頑丈な囲いを突破して、人間を餌食にしたわけだ。いかなる、囲いでも安心は出来ない。僕の心臓は高鳴っている。
今、昨日の同窓会の友人から電話があった。台風見舞い兼、土産のお礼だ。 土産と言えば、かなり高級なプリンを二箱持って行ったが、別の友人に渡すタイミングがなかったので、電話の主に二箱ともやったわけである。早速、食したそうだ。開口一番、「おいしかった」と、言ってくれた。「そりゃあ、そうだろう。高かったんだぜ」と僕は言ったが、実はもらい物の回しである。まあ、食べてくれる人がいれば、プリンも本望だろう。
友人の方の風は幾分、治まったそうだ。こちらは午後がピークになりそうだ。僕は締め切られた雨戸のなかの事務室で、電気を光々と灯して、この文章を書いている。パートさんからは今朝早く、「お休みします」と連絡があった。官公庁は仕事らしいが、民間は結構、休みにしているところも多い。僕も開店休業。時々思うが、こういう日の休みって、なんだか一日、得したような気になる。本来なら仕事なのに、それを忘れてゆっくり出来るからだ。
実は、先ほど、ばあ様の初盆に使用した小物道具類を整理した。一応の片付け出来ていたのだが、延び延びとなっていた。丁度、今日がグッドタイミングだった。 そういえば、昨日は友人の母の葬式。電話の主は出席したそうだ。僕は、香典のみ渡しておいたから、まああいいだろう。それはそうと、僕のページへよく訪れてくれる人の父上がなくなられて、今日、お見送りのとのこと。 心からお悔やみ申し上げます。
訪問主は気丈で優しい人のようだ。きっと、たくさんの良い思い出を抱かれて、父親は旅立たれたことだろう。なんと言っても、身近な人の死ほど悲しいことはない。義理のばあ様の死のときだって、僕に涙はないと思っていたが、感極まって泣いてしまった。悲しみは時が解決してくれる。亡くなった人の魂は、わが胸にやどり、これからのわが生きる道の「道しるべ」となってくれるはずだ。そう考えると固体の死はあっても、心の死はないわけだ。
どうも、今日みたいに閉鎖された空間で、字を書いていると不思議な気持になる。世間の束縛と、喧騒から開放され、自由に思考できる。風の音だって聞こえない。「やはり、こもるなら静かな山の中だぜ」と、ふと、考えてしまう。ただ、そう考えても、すぐ、脳裏で否定してしまう。なんとなれば、小心者で、さびしがりやの僕のことだ。三日、山にこもれば、一目散に山を駆け下ること間違いない。「ネオン」のない生活なんて・・・・・僕の辞書にない。とまああ、これは本音であるが、あえて、別の理由をあげれば、一人っきりの暗闇が怖いからである。山の中に一人っきりとなれば、深夜の森のざわめき、遠くか近くか知らないが、物の怪の気配。狼やら動物達の奇妙な叫び声・・・。蛇やら虫やら得体のしれない生き物達の侵入・・・・。考えたら怖いものばかり。
とまああ、こんな調子だから、喧騒の都会もいいが、ほどほどの田舎が僕には似合っているようだ。 廊下に出てみた。窓越しに外を見ると、風足が幾分か強くなっている。グリーンの米苗が横倒しになり、風雨に耐えている。めげることなく立ち上がり、やがては見事な稲穂に成長する。僕も、たたかれ強い稲穂のごとく、精進しなくちゃなるまい。
|