大 将 日 記
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2004年12月14日(火) |
多摩でも活躍のKey Station |
多摩市民ミュージカルを見て何が羨ましかったかって、舞台の奥行きの広さが本当 に羨ましかったですねぇ。特に一幕の語り部の所で天狗のお話しをしている時の空 間の使い方は良かったですねぇ。どんなセットだったかと言うと、一枚の大きな布 を広げて真ん中が1本の糸で吊るすように引っ張ると細長い山形になりますよね。 これを山に見立てていくつも作るんですよ。で、この山の上から天狗が出て来るん ですが、この空間の使い方は本当に良かったです。 多摩と言えば高尾山と言う有名な山があります。そこに祀られている天狗もかなり 有名なので、きっとその話しは出て来るだろうとは思っていましたが、実に幻想的 に多摩地域の自然を上手い手法で表現出来ていたと思います。
それから、船橋市民ミュージカルでも好評だった病院ダンス。 実はここで大きな問題が起きたのです。
「いやぁ、手伝いに行くだけで裏方に徹するから絶対に出られませんよ」
と言っていた二郎が、清掃員役でしっかり登場して来たのです。
「あいつ、やっぱり出て来たよ」
と、こちらの4人は大笑いでした。
二郎の出演は当日の朝に決まった事で、突然のお願いに二郎は八王子駅前のそごう まで小道具を買いに行ったそうです。
「いやぁ、本当に出ませんよ。絶対に出ませんよ」 「絶対に?」
「間違いない!」 お前は長井秀和か?
で、二郎の事なんてどうでもイイ話しなんですが、この病院ダンス、ダンスの質は さておき、チョット良かったですね。登場人数が船橋より多かったのと、照明の使 い方がなかなかユニークで同じ曲を使って、同じ踊りなんですがなかなか楽しませ て貰いました。特に子供達数名がパジャマに着替えて入院患者役でダンスをしてい たのは船橋でも使えたなぁと思いましたね。 ダンスは人数が多いと迫力が違いますからね。
ダンスの人数と言えば、第二幕で見せたくれた多摩川決壊のアンサンブルダンスは 良かったですねぇ。あれは純粋に我々もやりたかったと思いましたよ。 和太鼓2本のリズムに合わせて唄い叫び踊るんですが、これはカッコ良かった。特 に菅野あずささんが素晴らしかった。(ヨーイショっと) 姉さんが言ってましたが、欲を言えば太鼓の数を増やして欲しかったと言うのは確 かに同意見なんですが、私も以前に和太鼓をやっていた者として言わせて貰うと、 いくらちいさい太鼓でも5〜6本も揃い打ちをやってしまうと、特に八王子のいち ょうホールみたいな所だと音が響き過ぎて台詞が聞こえなくなる可能性があるので、 ピンマイク無しで太鼓を増やすのは難しいでしょうねぇ。 でも、あのシーンは私も本当に出演したかったですねぇ。あれはカッコイイ!
さて、もうひとつどうでもいい話しなんですが、今回の多摩市民ミュージカルには、 Key Stationから二郎の他にスタッフとして、サンタマリアと彬が参加していたので すが、二郎が出てしまったのはある意味サプライズだけど、ひつじの皆さんが企ん でいたんだろうなぁと言うのも解るし、いいんですが、パンフレットに地蔵役で彬 の名前が書かれていたのは驚きましたねぇ。だってその4日前に逢った時は
「出ない」
と言い切っていたのに、やっぱり出ちゃった・・・出させられた?(笑)
でもやっぱり彬の地蔵は可愛いやね。 最後のカーテンコールで他の出演者が花を貰っている時、当然彬は多摩在住では無 いので花は貰えずに舞台上でニコニコして見ていたんですが、そこに私が
「アーキラー!」
と呼ぶと、照れるって言うより、仲間を見付けた時みたいな表情を見せて、ニッコ リと笑いながら手を振って来たので
「花は用意して無いからなぁ・・・・じゃあ、投げキスでも送るか」
と、両手で投げキスを送ると、普段はアドリブが弱いと自分で言ってる彬が、その 投げられたキスを2つキャッチして、ムシャムシャと地蔵の姿で食べていたのには 笑ってしまいました。あれは彬のネタに出来るよなぁ。
観劇後、萌子&ゆかりの心配をよそに私と姉さんは堂々と楽屋に入って行きました。
「え〜、行って大丈夫? 怒られないかなぁ?」 「関係者以外立入禁止って書いてあるよぉ」
と、ビクビクしていたのですが私と姉さんは
「関係者だもん!」
と、肩で風切って歩いておりました。 そりゃ、姉さんはパンフレットに自分の名前が載ってるんだから立派な関係者です よねぇ。しかも私なんか楽屋口でドキュメント映像(少女の着替え?)←冗談 を撮影していた二郎を捕まえて
「コラっ!そこのデブ! いきなり舞台に出るな!」
ですからねぇ、多摩の出演者の皆様、本当にご迷惑をお掛け致しました。
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