別世界日誌4

2004年02月17日(火) おとこぎ

「名古屋へ来る予定は無いか?」
元部下が会社を辞めるので、名大出身の男だから、ひょっとしてと打診してみた。
「全く無いです。このままノンストップでin東京です」
なにっ?このまま会社に残るのか?と思って返事を出す
「おぉっ、残るのか?」
「いや、3月いっぱいまでの話ですが」
(o__)o・・・・である。
まだ、来期の話は不透明である(汗

まぁ、土日にでも時間見つけて東京へ行って、送別会でもしてやりたいと思うんだが、時間と金が無い(汗
勿論、東京でもテンテコ舞いの状況だと思うのだが。
そこまでしてやる元上司は居るものか?
普通は居ないだろうな。
もっとも、おらっちも真の目的がソコにあるわけではなく、
「今日は仕事のことを忘れて飲もうや!」と言いながら、しっかり仕事の状況等を調査するためだったりする。
人間そこまで甘くない。

元部下君は地元に戻って消防士だとか?
確かに、地元(田舎)には就職口は少ないし、ましてや、この分野が活かせる職業なんて無い。
何かを犠牲にしなきゃならないのだが、公務員になれる年齢というのも限られてくるわけだし。
なんとかなるだろう・・・・というのが本音だろう。
実際、おらっちから見ても、彼はどこでも生きていける優秀さを持っていると思う。
だから生きていけるだろうなと思ってるし(おらっちのように)

しかし、コト消防士である。
なかなか仕事のやりがいを見つけるのは難しいのではなかろうか?と心配する。
自衛隊員がイラン派遣に際して伏字インタビューしているTVを見た。
「実際、我々は何のために訓練しているのだろう?と、行き場の無い想いがあったりするんですよ」
そう語った自衛隊員に大きくうなづいた。
何の為の射撃訓練等の戦闘行為の訓練をしているのだろうか?
ある年齢までは、そういった悩みがあるに違いないと思ったのだった。

ま、イラン派遣された親分1.2は、しっかり防衛大学卒業の先輩後輩だったりして、
あぁ、ここにも学歴差別はあったか・・・と思ったけどね。
(中卒の自衛隊員が頭になるわけは無いと思ったけど)
すなわち、ひょっとしたら、彼らってのは凄く優秀な学歴(防衛大学を始めとして)の自衛隊員なんぢゃないだろうか?とも思ったのさ。
死を覚悟しても行く訓練の成果を試したいチョンガー達というイメージは崩れ去った。

元部下に言ってやりたい。
あと数年もすれば、親分は居なくなるわけで、
やっぱりやりがいを自分の分野で試したい!と思ったなら、俺が呼ぶからよ・・・と。
しかーし、一度辞めたような会社に戻るような男にもなって欲しくないとも言いたい(笑
それは自分に言い聞かせているようでもある。


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