言葉の定義も難しいし、ちょっと辛口だけど、しっかり時代のコメントをしておきたくて。
1年7ヶ月前に拉致被害者の5名が帰国し、今回その家族の子供5人が日本へ来て、家族で暮らすことができるようになった。 小泉首相の電撃的?な訪朝で、残念ながら曽我さんの家族は日本に来ることができなかったが、とりあえずお役目終了。
まず、日朝の関係は国交が無いという認識が一番大切なことだ。 おらっちが生まれてからも戦争を行っていた国でもある。 中東同様、日本人の一般論は通じない国だ。
拉致被害者は本当に拉致された被害者だったのだろうか? 日本国へのなんらかの不満を持ち、新しい国造りを目指し、朝鮮に渡った意志があったかどうか・・・。 今となっては、やむをえずと言うのかもしれないが、その辺は公にされないわけだ。 拉致が起きた時代とは、多かれ少なかれそういう時代だったような気がするから。
その子供達は、日本は無縁の国で、生活の基盤も無いわけだ。 あるのは親子の絆。 親子以上に金さんとの絆もあるかもしれないけど。 時間が経つにつれ、日本の方が良い暮らしができるから、日本の方が良いと感じるようになるだろうが・・・ それを経験して、朝鮮へ戻りたければ戻ると良い。 いつか、国交ができ、両国を行き来することができるようになるかもしれないし。
小泉首相はどうして「今」動いたのだろうね? こればかりは早計だったような気がするが、結果は、報道されているような「成果無し」だとは思わない。 口ばかりで動かない人よりは良いのである。 動いてナンボだと思うから。 しかし、準備状況や、外務省との連携がイマイチだったのは否めないだろう。 野球の監督も同じだが、ハタからやいのやいの言うことは簡単だけど、実際自分ではできないのだろうけどな。
時代が変わってきているのは仕方ないことだが、もう20年経っているのだ。 その間、何も起きなかったことが、現在動き出しているわけで・・・ 凄いことだと感じないのかねぇ? 失望したとか・・・いう発言が不思議だ。
「見返り論」が問題になるのだろうけどね。
|