別世界日誌4

2004年05月25日(火) 冬のソナチネ?(笑

言葉の定義も難しいし、ちょっと辛口だけど、しっかり時代のコメントをしておきたくて。

1年7ヶ月前に拉致被害者の5名が帰国し、今回その家族の子供5人が日本へ来て、家族で暮らすことができるようになった。
小泉首相の電撃的?な訪朝で、残念ながら曽我さんの家族は日本に来ることができなかったが、とりあえずお役目終了。


まず、日朝の関係は国交が無いという認識が一番大切なことだ。
おらっちが生まれてからも戦争を行っていた国でもある。
中東同様、日本人の一般論は通じない国だ。

拉致被害者は本当に拉致された被害者だったのだろうか?
日本国へのなんらかの不満を持ち、新しい国造りを目指し、朝鮮に渡った意志があったかどうか・・・。
今となっては、やむをえずと言うのかもしれないが、その辺は公にされないわけだ。
拉致が起きた時代とは、多かれ少なかれそういう時代だったような気がするから。

その子供達は、日本は無縁の国で、生活の基盤も無いわけだ。
あるのは親子の絆。
親子以上に金さんとの絆もあるかもしれないけど。
時間が経つにつれ、日本の方が良い暮らしができるから、日本の方が良いと感じるようになるだろうが・・・
それを経験して、朝鮮へ戻りたければ戻ると良い。
いつか、国交ができ、両国を行き来することができるようになるかもしれないし。

小泉首相はどうして「今」動いたのだろうね?
こればかりは早計だったような気がするが、結果は、報道されているような「成果無し」だとは思わない。
口ばかりで動かない人よりは良いのである。
動いてナンボだと思うから。
しかし、準備状況や、外務省との連携がイマイチだったのは否めないだろう。
野球の監督も同じだが、ハタからやいのやいの言うことは簡単だけど、実際自分ではできないのだろうけどな。

時代が変わってきているのは仕方ないことだが、もう20年経っているのだ。
その間、何も起きなかったことが、現在動き出しているわけで・・・
凄いことだと感じないのかねぇ?
失望したとか・・・いう発言が不思議だ。

「見返り論」が問題になるのだろうけどね。


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