別世界日誌4

2004年06月17日(木) カンカンボー

今朝のニュース或いは新聞を見て、「けっ」と毒づいた殿方は沢山いることと思います。
日本総けっ現象とでも言っておきましょうか。
「夏のボーナス最高額!」とかってニュースです。
おらっちの場合、そりゃトヨタだけだろ!と口にしました。
案の定、今年の自動車業界が凄いことになっているらしい。
えぇ、トヨタは凄いが、三菱も凄いわけで(^^;

ウチはどうかと言えば、横バイ。
今年はマシだったが、先が見えないということで、上げて貰えなかったらしい。
今日のニュース見てからなら、組合ももう少し頑張るのかもしれないが、
いかんせん、ボーナスの協議はとうの昔に終っている。
貰えるだけマシか・・・の風潮は高い。

もうひとつ、昨日の新聞から思ったこと。
水資源開発公団の官官接待のハナシだ。
95・6年のハナシだったわけで、今はそういうことは少ない(笑)らしいけどね。
実はその頃、モロに公団の仕事をしていたことがあったのだ。
親分が会合に出かけていたのだが、山師肌の親分でさえ、えげつない接待に驚いていたのだ。
場所はやっぱり赤坂が多かったようだ。
「もう行きたくない」と言わせるほどのものだったらしい。

官官接待などと言うが、実はそうではない感じなのだ。
ここからは推定の域なんだけど、官民官接待なのだ。
確かに官⇔官接待はあるのだけど、支払いは民間。
行きつけの割烹では額面白紙の領収書は頂いている。
そして、お互いの官官様は、接待届通りの領収書で得た金はフトコロに入れるわけだ。
いつぞやのノーパン焼肉なんかがあったかどうかは品が疑われるのでアレだけど、
頻繁に会合があったのは間違いない。
その度に引き合いに出される民間会社はたまったものではない。
しかし、徳山ダムや長良川河口堰の大プロジェクトで会社が得る金は相当なもの。
しかも、どの会社でも参入できるわけでもなく、こういった場に呼ばれるまでも大変な努力@例えば大金はたいてOBを入れるとかが必要なのである。

接待というのは、会社の金だからスル方も美味しい想いをしているのでは?と思われがちだけど、おらっちの経験上、それは大間違いだ。
確かに、そういうのをうまく立ち回る人も居るかもしれない。
しかし、大抵は自腹を切る場面が出てくるのである。
しかも、それがかなり痛い(><)
美味しいモノを食べられていいなぁなどと言っていられないのだ。


↑投票ボタンになってまふ


 < 過去  INDEX  未来 >


さるぼぼ [MAIL]

My追加