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2004年10月12日(火) 消えたズボン

朝から、かずぴーが騒ぐ。

「ズボンがない!」と言う。
昨日、はいて帰ってこなかったのか?
試合会場においたままとか。

「そんなことはない!」と言う。
だったら、ないわけないじゃないか。

「それがないから、おかしいんだ!」と言う。
おかしい、って言われても、彼以外に知っている人がいるとも思えず。

昨日、帰宅して以来、彼以外には誰も彼の部屋に入っていないことは
およそ彼もわかっているはず。
が、どこを探してもないので
おかしい=自分には覚えがない=誰かの仕業かも
という疑念を抱いているもよう。

予備のズボンをはいたはいいが、ベルトがないので
ずるずるしながら出かけて行った。
雨が降りそうだったので「傘を持って行きなさい」と声をかけたら
「いちいち、うるせーな」と言われた。

何かと苛立っていたのはわかるが、そんな言い方は許せない。

玄関のドアを開け、走り去ろうとしている彼の背中に
「謝りなさい!!!」と怒鳴った。
近所の手前も何もあったもんじゃない。
こんな時はひるんではいけないのだ。
バス停まで追って来られたら困ると思ったのか
「ごめんなさい!!!」と怒鳴り返してきた。

ふん!と思い、彼も「ふん!」と思っていることだろうと思う。

そして午前中。
洗濯しようと思ったら、洗濯カゴの中のテニスウェアに混じって
丸まったズボンが出てきた。
犯人は君だよ、かずぴー。



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rachel |MAIL

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