8月6日 - 2002年08月06日(火) 病室にはいると、違う病室にはいったかのような気がした。 顔が2倍くらいに腫れて、見てられなかった。 僕の声にもほとんど反応がなく、焦点も合っていなかった。 そう、前にあった状態のようになっていた。 「午後一時からです。」 と、手術の予定が決まり、そのときを待つだけになった。 一時間程で終わったし、うまくいったらしい。 横になれない親は(怖いらしい)、術後も起きたままでつらそうだった。 親がいなかった一時間。 ベッドが消えた一時間。 とても病室が広く感じた。 不思議と病室にいることが苦痛ではなかった。 そうなんだ。この空間のせいでイライラしているんではない。 この部屋に二人でいることがイライラさせるんだとわかった。 これまでにないくらい集中して本を読むことが出来た。 天井を眺めながら、今回は落ちていかないぞ。と思った。 親は3時半ごろ上体を起こしたまま寝て、 7時ごろまで寝ていたので、 僕は一足先に帰った。 それにしても疲れる一日だった。 術後、病室に帰ってくる親を見るのは毎回目を覆いたくなる。 できれば見たくない場面だ。 本当に肉の塊が(標準よりも多少大きめだけど)転がっているみたいで、 そこに生きるという匂いを感じることができない。 当の本人にとってはそういうときが一番戦っている状態なのだろうけど、 僕には本当になにも感じられないのだ。 4時過ぎに病院に来てくれた祖母。 親を見るなり「なんでこんな目に会うとやろうね。むぞかぁ(訳:かわいそう)」と泣き出してしまった。 「できるなら抱きついて泣こうごた(訳:泣きたい)」 と言い残して帰ってしまった。 僕は「僕だって泣きたいよ」と言ってみたものの、 実はまったくそういう気にはなれなかった。 そのときは、何も感じなかった。 今日はこの辺で。 ごきげんよ〜♪ ...
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