風の行方...深真珠

 

 

時として、人は存在しているだけで、人を傷つけることがある。 - 2002年10月23日(水)

こればかりはどうしようもない。
誰しも、人を傷つけようと思って生きているわけではないし、
傷つきたいと思っているわけでもないと思う。
ただ、自分がここにいるというだけで、人を傷つけることがあったとしても、
それは仕方の無いことだ。

自分が消えてしまえばいいんじゃないか?

僕がいなくなるということは、ラルクが聞けなくなるということだし、
こうして日記を書くこともできないし、
女性と楽しく食事することも出来なくなるし、
車で深夜ドライブをすることもできなくなるし、
好きな人と一緒にいられなくなる。
それは嫌だと思う。
自分が人間として未熟で不完全で失敗作で欠陥だらけだったとしても、
僕はラルクを聞き続けたいし、日記を書きたいし、
女性と食事したいし、深夜ドライブしたいし、好きな人と一緒にいたい。
それは例え、野蛮で愚かで下品な願望だとしても、
僕はそう思うのだ。仕方ない。

人を傷つけるということは、他人と関係しているということだし、
生きているということは、他人と関係しているということなのだ。

僕自身はなんだかんだ言っても、生きたいと願っている。



ネットを始めて4年以上経つが、
ネットを始めて数ヶ月経った時に「付き合った」彼女のことを最近よく思い出す。
「付き合った」と言ってみても、実際のところは「擬似恋愛」に変わりなく、
結局、別れるまで一度も会うことができなかった。
一度だけ会ったのは、別れて2ヶ月くらいしたときだった。
その当時、「恋」をしていたかと言われると、(現時点で)はっきりと答えることは出来ない。
「恋」をしていたのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
「信頼できる人」ではあった。
僕は本当に純粋に彼女のことを信頼していた。
彼女は年上だったし、僕の悩みなんかも真剣に聞いてくれた。
向こうも、同じように僕のことを信頼してくれていたみたいだった。
不思議とそういう確信はあった。
向こうは僕の顔を知っている。僕は向こうの顔を知らない。という状況の時に、
ネット上で僕から「付き合ってください」「こちらこそ」という会話が交わされて、
僕らは「恋人」同士になった。
お互い初めての「恋人」だった。
そのときには、会ったことも、声を聞いたことも、僕は顔すら知らなかった。
今、考えたらすべてのことが意味不明だし、ありえないことなのだけど、
僕はそれでもよかった。本当に嬉しかった。
当時は、そういう一種の「勢い」のようなものがまだ僕の中にあったのだ。

彼女は関東圏に住んでいて、学生だったし、
僕は福岡で、イヤイヤながら予備校に行っていたせいで、
簡単に会うことなんてできるわけもなかった。
「あなたはかっこいいからすぐに福岡で彼女が出来るよ。
 そのときは、私が身を引くから言ってね。」
と何度も何度も繰り返し僕に言った。
「そんなことないよ。考えすぎ。」
だと僕は言われる度にそう言い返していた。

そういう風に思っておかないと、ショックが大きい。
そのために今から守っている。みたいな感じにいつも言っていた気がする。
その言葉が痛くて、僕はこの人を悲しませたくないと思うようになった。


ちょっと昔話しちゃいました。
長くなりそうなので、続きは明日以降へ。




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