死神の微笑み <7> - 2003年03月12日(水) 僕はただ、日本海を見に来ただけなのだ。見なくてはいけないような気がしたのだ。 荒々しい冬の日本海をこの肌で体験すれば、何かが変わると思った。 きっと自分の中の何かが変わってくれるんだと信じていた。 海に何か特別な思い出があるわけじゃない。 家族で行った記憶もないし、海で泳いだ記憶もない。 新潟にも来たのも初めてだった。 ある日ふと浮かんだ映像には、荒々しい海が見えて大きな波が押し寄せてきていた。 それと、自分が海を見ているその場所は寒いんだろうという漠然とした感覚があった。 だから、僕は新潟に行くことに決めた。そして、今、新潟にいる。 もう日本海に目と鼻の先のところまでやってきたのだ。。 前回海に行ったのは、高2の夏だった。 友達に誘われて海に行ったのだが、目的は泳ぐことじゃなくてナンパだった。 わざわざ買ってもっていった派手さが売りだけの水着を濡らした記憶すらない。 僕は、頭数として誘われて、特攻部隊として声をかけるのが役目だった。 何度撃沈したかわからない。 結局、1人の女性とすら長く話すことが出来ずに男3人で帰る羽目になった。 でもなかなか楽しかったし、それなりに満足もしていた。 あの頃はまだ、すべてのものが希望に満ちている気がしていた。 溢れだした希望は、美しい軌跡を描いて道路の脇へ堕ちていく。 光の届かない道路の脇にすら希望が積もっていた。 けれど、その光景は明らかに眩しすぎた。明らかに間違っていた。 そして、目が眩んでいるうちに、希望はどこかへ行ってしまったのだった。 消えてしまったと言った方がいいだろうか。いや、元々そこに存在すらしていなかったのかもしれない。 そんなことを思っている間にも、笑顔の素敵な男性の駅員は、海について話をしていた。 「さっきも言ったように、今の時期はまだマシだが、真冬の日本海は本当に恐ろしく思うことがある。私も一昨年・・・。あっ、宿は決まってるの?」 「あっ、いえ。まだ決まってないです。」 「六さん、この子に旅館紹介してやってよ。」 六さんとは、60過ぎの男性のことらしい。 少し白髪まじりで痩せたその男性は何も言わずに立ち上がると、自分の机のところへ行き、一冊のノートを開いて、そこを見ながら電話を回した。 「六さんは、三男なのに六助なんだ。なんか変でしょ? 六さんは長いここにいるから顔が広くて、いい旅館知ってるんだ。心配することはないよ。」 笑顔の素敵な駅員は、やっぱり笑顔だった。 ふぅ、なんとか最後まで書き終わりました。 今回のは最後まで書き上げた充実感が違います。 長かったしねぇ。 またもう一回読み直して手は加えるけど、4万字くらいはいったんじゃないかな。 それが長いのか短いのかはわかりませんが。 FFX-2、買いました〜。 僕が行ったとき7,8人いたけど、みんなFF10-2買って帰りました(笑) オープニングからあんじゃこりゃ〜!!って感じなんですが、 今回は早めにちゃんとクリアします(苦笑) ドレスアップってなんかキューティーハニーみたい(爆) Xの方もクリアしなきゃ(汗) 今、病院に実習に来ている学生さんがいて、 親の散歩について来てくれたりするんで、一昨日なんて6人で散歩しました。 まるで大名行列みたい(笑) 親も午前中に話し相手がいてちょっとはマシみたい。 散歩中はもっぱら僕とお話。 携帯の事とかネットのこととか話してました。 実習は明日までらしくて、次は5月当たりに来ると言ってました。 そのころには僕と親は何をしているかな・・・。 ...
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