死神の微笑み <26> - 2003年03月31日(月) 少女とまた出会うことを心待ちにしているようだった。 僕はいつの間にか少女の不思議な魅力に魅せられていて、ずっと少女のことを思い出していた。 彼女は本当に死神なのだろうか。 僕は本当に少女に殺されかけたのだろうか。 ダイヤモンドダストと僕の接点は一体なんなのだろうか。 僕はそこから少しも動くことができなかった。 そこから一歩先に行こうとすると、「違和感」が激しく拒否をしていた。 「違和感」に拒否されると、僕はどうしようもない気分になった。 「違和感」と僕はそういう関係だった。 脱衣所で服を脱ぎ、大浴場に入ると僕一人しかいなかった。 肌を擦ると、ヒリヒリして痛かったので注意深くなでるように体を洗らなければならなかった。 一人には広すぎる湯船に浸かって、手足を思いっきり伸ばした。 目を閉じて、息ができるくらい顔を水面にだし、湯船に横になった。 そのまましばらく水に浮いていた。 何も考えていなかった。 「違和感」のことも「少女」のことも「ダイヤモンドダスト」のことも。 部屋に帰って、小さめの缶のコーラを一気に飲み干した。 窓の外は今日も晴れていた。 海にいく道の途中でコンビニを見つけ、しばらく滅多に読まない男性向けのファッション雑誌に目を通し、昼食を買った。 本屋に立ち寄って、日本人が書いた推理ものの文庫を2冊買った。 よくTVの2時間ドラマで聞く作家の本だった。 何人かの人が死に、主人公がそれを目撃し、なぜか事件を解明していく。 犯人が大抵、有名な俳優のおかげで、配役を見ただけである程度犯人は絞れてしまう、というあの2時間ドラマだ。 特に読みたいわけではなかったが、なんとなく買ってしまったのだ。 暇つぶし程度にはなるだろう。 日本海は昨日とほとんど変わらなかった。 一昨日ともそれほど変わらなかった。 風は痛いほど冷たく、波はそれほど荒々しくなかった。 こんなに寒いのにも関わらず数人の人が浜辺にいて、逆にそれが切なかった。 一昨日、昨日と同じ場所に腰を下ろし、コンビニで買ったおにぎりをほおばった。 天気は晴れだったが、空全体に薄い雲がかかっていた。 どこが空でどこが雲かわからなかった。 どこも空のように青く、どこも雲のように白かった。 米の白さと空の白さを比べてみると、同じ白でも違う色のような気がした。 それがなんとなく嬉しかった。 今日は全身筋肉痛だった。 動けば痛い。 特に階段の上り下りがつらかったです。 ひざを上げるたびに、太ももが悲鳴あげてました。 僕の日記を新しく登録したいただいた方がいらっしゃいました。 ありがとうございます。 その方の日記は、詩で構成されていたんだけど、 ひとつひとつの言葉はものすごくシンプルなのに、 それが文章になると、不思議と大きな力を持つんですよね。 「Simple is Best」 ではないけれど、かっこいい言葉や響きのいい言葉ばかり使わなくても、 伝わることもあるのだなぁと改めて思いました。 僕ももう一度自分に対してそういい続けなきゃいけないですね。 あるBBSで、文章についての話をしている。 他の訪問者の方々に不快感を与えているのではないかと思いながら、 楽しくてカキコしつづけている。 何かひとつのことについてじっくり話をすることは、実に楽しいと思う。 ...
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