死神の微笑み <37> - 2003年04月11日(金) 「ミステリーって人が死ぬんだよね。」 「何人もね」 「読んでいて、人が殺されるところって寂しくない?」 「それは僕も思ったんだけど、ちっとも寂しくないんだ。なんでだろうね。作り話って思ってるからかもしれない。」 「でも、死は死じゃない。」 「それはそうだけど、本当に血が流れているわけじゃない。」 「じゃぁ、嘘の死なのね。」 「死に本当と嘘があるのかわからないけど。」 「あるわよ。」 「死神が言うんだから、そうかも。」 「そうかもじゃなくて、そうなの。」 「そか。」 少女は二口目のオレンジジュースを飲んだ。 「どう?違和感を消し去ることはできたの?」 「いや、まだ。」 「たぶん、その違和感は消し去ることはできないわ。」 「なんで?」 「言ったでしょ。私、死神だって。」 僕は呆れて、少しぬるくなったコーヒーを一口飲んだ。 「もうそのセリフはやめてくれないか?そのセリフを聞くと混乱してしまうんだ。 僕がやろうとしていることは途方もないことで、どれだけ前に進んでも答えが見つからない気がする。 答えはまったく違う次元にあるように思っちゃうんだよ。」 「答えは見つかると思う。でも、あなたの望みは叶えられない。」 「望み?」 「違和感を消し去ること。」 「答えさえ見つかればできるさ。そう信じている。」 「無理よ。」 「最初から無理って決め付けたら、何も出来ないだろ? それに君は答えを知ってるわけ?答えがわかりもしないのに消し去れないなんて気軽に言うなよ。」 「この世には最初から無理だっていうこともあるわ。 出口のない迷路があるようにね。 それは仕方ないことなのよ。 そして、大抵のことはそういう風に出来てるの。」 「・・・」 「それに私にはあなたの苦しみがわかる。」 「えっ?」 「もっと正確に言えば、大抵の人々は違和感を感じ続けていうのよ。」 「言っている意味がよくわからないな。」 「あなたは繊細すぎたのね。かわいそうだわ。」 「もっとわかりやすく言ってくれないか?」 「それは、あなた自身で気づくべきよ。」 「違和感とダイヤモンドダストは本当に関係あるのか?」 「ある意味でね。」 「ある意味で?」 「ある側面からみればってこと。ダイヤモンドダストという現象そのものと比べているわけじゃないから。」 僕は大きくため息をついた。 ラルク、渋谷7daysライブの予約をしてみました。 7日とも♪ そのせいで、林檎のライブは行けそうにない・・・。 林檎サイトの友達ごめんなさい(笑) はぁ、行きたいんだけどね<いいわけ中 今日は親の具合がよくなかった。 散歩にいかなかったのは今年初じゃないかな? あるものをないと言ったり、 仕事に行くと主張したり・・・去年の夏を思い出してしまう。 そういう幻想(?)は病気がさえていると思わなくちゃいけないんだろうけど、 なかなかそういう切り替えがうまくいかない。 何か・・・喪失感のようなものが僕を包む。 明日には元に戻って欲しいと願っています。 ...
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