風の行方...深真珠

 

 

死神の微笑み <39> - 2003年04月13日(日)

少女は、家に帰ってからも興奮していた。
みゆきに勢いに任せて言ってしまったことを後悔していた。
「みゆきなんていなくなっちゃえばいいのよ。」
そう言って、学校の教室から飛び出したのを覚えている、。
どうやって家まで帰ってきたのかは覚えていない。
少女は泣きながら走って帰ってきた。
小学3年生の少女にはその言葉は余りに重すぎた。
みゆきに「バカみたい」と言われたのか「じゃぁ、帰れば?」と言われたのかよく覚えていない。
聞いた瞬間、頭の中がごちゃごちゃになって、少女はそこを立ち去るしかなかった。
そして、ある言葉を残してきた。
「みゆきなんていなくなっちゃえばいいのよ。」
言った時、心の底からそう思った。
自分をバカにしたようなみゆきの言葉に怒りを覚えた。
生まれて初めて、怒りという感情を理解した瞬間でもあった。
それは、とてつもない負のパワーなのだということを、少女は身をもって体験したのだった。
でも、両親のいない家に帰ってしばらく泣き冷静に考えてみると、彼女の方を傷つけたんじゃないかと心配になった。
今までもみゆきとは喧嘩はしてきたが、今回はそれとは種類が違っていた。
少女は目を真っ赤にして鼻水を垂らしながら、みゆきに謝る為に再び学校に向かった。
下校途中の小学生の流れに逆らいながら、ただ学校を目指した。
からったままの赤いランドセルがやけに重かった。
教室には誰もいなかった。
窓からは橙色の光が差し込んできて、教室の後ろに貼ってある少女の習字をまぶしく照らしていた。
「仲良し」
「仲」と「良」には橙色の墨で修正が加えてあったが、「し」には二重丸が書いてあった。
4人は、ひとつの机を4隅から囲むように座って話をしていた。
少女がみゆきの近くの席から借りた椅子はきとんと戻されていた。
少女には、椅子を直して帰った記憶がなかった。
いろいろ考えて、みゆきが直してくれたのかもしれないと思ったが、それが一番自信がなかった。
少女は、彼女が怒っているのだと思い込んでいた。
ゆきかさちこのうちどちらかが片付けたんだと、少女は納得するしかなかった。
少女は今日中に謝りたかったが、家に行くのは勇気がなかったので、彼女の家に電話することにした。
少女は2度目の下校をし、自宅からみゆきの家に電話をかけた。
しかし、誰も電話にでなかった。
留守電に切り替わったが、急に怖くなって受話器を置いた。


福岡から熊本まで、高速ぶっとばしました。
もちろん、ラルクガンガンで!!
1○0km/hで聞くラルクは最高でした。<真ん中はゼロですよ?(笑)

お肌が真っ赤になっちゃった♪
自慢の美白がぁぁぁぁ〜〜♪(←誰?)

今日は、親が熱を出してしまった。
言っている言葉を聞き取れない。
手を握っても、握り返してこない。
ぐったりとして、ベットに横たわっている。
一体僕はどうすればいいのだろうかと思う。
今まで精一杯やってきたんじゃないのか?
結局は、何にも何ひとつできないじゃないか。



...




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