風の行方...深真珠

 

 

死神の微笑み <43> - 2003年04月17日(木)

次の朝、少女が学校に行くとゆきとさちこが昨日までのように話しかけてきてくれた。
「おはよう。」
少女はその一言が、自分の体に染み込んでいくのがわかった。
もう自分は受けれてもらえないだろうという不安が、瞬時に消えた。
ゆきとさちこに感謝した。
「ありがとう。」
少女は、学校で最初で最後の涙を見せた。
少女の中で初めて、失いたくないと思うものができた瞬間だった。
しかし、3日後にそれはいきなり訪れた。
ゆきとさちこが少女を意識的に避けはじめたのだ。
少女はびっくりした。
最初はきっとからかっているのだろうと思ったが、少女が思っていた以上に事態は深刻だった。
いつの間にか少女に対する包囲網は完全に作り上げられていた。
ゆきとさちこはもちろん、クラスの他の女子や男子もその包囲網の形成に一役買っていた。
クラスの−学年でも−リーダー的存在だった女子が、少女のことを排除したがっていた。
少女がみゆきに「みゆきなんていなくなっちゃえばいいのよ。」と言っていたことを聞いていた誰かが、その女子に耳打ちしたのだった。
(この女子にもちゃんとした名前があるが、敢えてここには記さないことにする。
 名前を思い出すだけでも、少女は吐き気を感じる。
 その女子の容姿や性格とはあまりにもかけ離れた名前だ。)
その女子は少女が座っている机の前に立って、言葉を吐き捨てるように言った。
「人殺し」
少女はそれから人間として扱われなかった。
人間として、そこに存在しているものとして扱われなかった。
担任の教師にわからないような、陰気でしつこいいじめだった。
少女にとってはまだ殴られるほうがよかった。
10発でも100発でも殴られて、それ以降は今までどおり、人として扱われるほうがマシだった。
最初、包囲網に加担してしまったクラスメイトは、申し訳なさそうな顔をしていた。
みんなの目の隅っこにはまだ少女が少しは映っていた。
でも、しばらくするとみんなそういう状況に慣れていった。
少女を意識的に無視するようにいていたのが、みんなにとって少女は本当に存在しなくなっていた。
自己防衛的に包囲網の中に入ったのに、それはもう包囲網とは呼べなくなっていた。
現実的に、少女はクラスでの行き場を失った。
少女にとって耐え難いことだったが、それでも学校に通い続けた。
なぜなら、少女はこの頃はまだ両親に愛されていると信じていた。
一点の曇りも無く、そう信じていた。
両親が、いじめられることを知ったり、それで学校に行きたくないと言ったりするときっと泣くだろうと思っていた。
だから、少女は毎日学校に通った。


最近、色恋沙汰さっぱりな深真珠です。
出会いがないなぁ・・・(嘆)

缶コーヒー(ジョージアオリジナル)を何年かぶりに飲んだらめっちゃ甘かった。

昨日「きみはペット」見た。
いいねぇ。ペットになってみたひ。
飼い主募集中(笑)
ってか、ペットというより、ヒモじゃないの?(爆)
「きみはヒモ」じゃ誰もないよな、そりゃ・・・。
小雪のペットになるのもいいけど、酒井若菜のペット希望。

はぅ〜(叫)

右手中指の指先を自分で食いちぎってしまった。
血がでてくる!!!(焦)
噛み癖治らないな・・・。


...




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