星 間 旅 行
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2003年10月28日(火) 家具の見本市

 家具の見本市に、親のやっている会社が出品しているというので、見に行った。外国の都市でマイナーな地下鉄の駅近く。親のブースは他の人たちと離れた、別のビルの1Fで広めだった。メイン会場と少し離れているということもあり、人もまばらで、手伝いにきた親戚の人などがいて、客よりスタッフの方が多いようだった。
 作品は、日本趣味なテイストを入れていて、部屋全体も、日本文化がちりばめられたようなものだった。仏壇や掛け軸がかかっていて、私の目からはセンスがいいとは言えなかった。でも、この国では日本趣味が人気を得ており、その国から見たアレンジをしているのだと思った。
 父に場所が悪い事を言うと、クレームを入れに行ってくるというのでついて行った。見本市の事務局はそのビルの上にある。エレベーターに乗った。エレベーターは近未来的なデザインのわりには、うすっぺらで、隙間風がビュービュー入ってきて、振動がものすごく、恐怖を覚えた。同乗したこの国らしき人がアドバイスをしてくれるが、どうにも要領を得なかった。
 ビルの上階のほうには、他の知り合いもブースを出していた。
 ミカさんは、やり手の若手家具デザイナーだ。高卒で、いろんな仕事をしながら、ここまでやるようになってきた。父を見るとミカさんは、懐かしそうにハグしてきた。とてもセンスがよい空間を作り上げていた。
 ミカさんの隣は、お座敷きのセットアップをいかに速くするかという商品の展示で、貧相なおばさんがやっていた。ボタンを押すと壁の下の方が開いて、敷物が飛び出し、あっという間に部屋の準備が整うというもの。よくみるとほころびたところなどがあり、展示としてはイマイチ。
 向こうのほうで、宴会らしきものが始まった。日本舞踊を踊っている人たちがいて、遠巻きにミカさんたちとそれを眺めていた。

PS:
夢を思い出せる時と、そうでない時がありますが、ある一つのキービジュアルが引き金になって、すべてではないにせよ、ストーリーを引き出せる時があります。今回は「日本舞踊」でした。
夢シンボルのエレベーターが出てきましたが、上昇しているので、いい方にとっておきます。夢判断て、確証が持てないので、どうも苦手です。


きのこ |MAIL
夢日記のリング「夢記者連盟」
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