2004年01月25日(日) |
砂の器 Symphony 2 |
砂の器
今回はまた一段とスローテンポにお話は進んでおりました。 タートルネックをハサミで切り刻む時は「もっと細かく切りましょう」とか 「なんでそんな大事な証拠を他の人に託すの」などと思いましたが 原作もそうでしたものね。 相変わらずピアノにもたれかかる和賀さんと 車を運転している和賀さんは素敵です。 そんな車内という密室でかっこよくしていてどうするのよっと。 あなたの美しさがみなさんに見えないではないですか!!などと 思いましたぁ(笑)
今回はあさみが描かれていて和賀との関係も少しずつ変っていくようです。 何かを企んだ時のあの微笑みはぞっとするほど素敵です。 ぎゅーっと皮の手袋をはめなおす・・・怖いです。 あさみの中に過去の自分がよみがえってくる。 最後は「えっ」というところで終わってしまった。 来週が待ち遠しいよぉ。1週間が長いのよぉ。
困ったものだ。完全にはまってしまっている。 1話を何回巻き戻したことだろう。 和賀さんにはまればはまるほどせつなくなり「失う」ことの せつなさが今から怖くなってきた。
その前に観ていた「新選組」で近藤勇が言っていた「多摩の百姓の子は 死ぬまで多摩の百姓の子なんだ」と。生まれてきた場所や環境、そんなことで 人の人生は最初から決まってしまっているのだろうか。 和賀さんはそれが「宿命」だと。 でも私もそれを感じたことは確かにある。悲しいけれど本当にあるのだ。 しかしだからと言って「決まってしまう」とは断定したくはない。 「生まれ変わればいい」と。 和賀も近藤もこれから生まれ変わるのだ。 新しい人生を歩くのだ。それがもっとせつない人生になったとしても。
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