留学先での独り言

2002年07月02日(火) Football Camp 3日目

フットボールキャンプも最終日となった。この激務から
開放されるとなると、自分も非常にうれしい。ただ
簡単には終わらせてくれないようだ。なぜかというと
今日はパートナーが家に帰ってしまい、代わりが見つから
なかったため、一人で仕事する時間が多いからだ。

なので朝も食事をほどほどに、支度をする。まずは小学生
フィールド用、そしてスタジアムと練習場に必要なものを
そろえていく。

それでも8時半に助っ人がきてくれるはずだったが、こない。
パートナーが連絡しておいたはずだけど、一応助っ人に確認
の電話をする。案の定全く伝わっていない。寝ていた。それ
でもお願いすると9時に来てくれるという。彼には悪かった
けど助かった。

でどうにか9時40分開始の練習に間に合った。でもここからも
相変わらず大変で、一人で100人の子供の水を供給するのは
無理がある。毎度のこと疲れた。

練習も終わりに近づくと、地元TV局が取材に来ていた。いろ
んな撮影をしていたが、ひょんと自分のところに近づき
インタビューさせて欲しいという。「えっ?」。ちょっと
びっくり。アメリカに来て3度目のTV出演、しかも単独
インタビューかと緊張する。「で内容は?」と聞くと「夏場
の運動にはどのように水分を補給させているか教えて欲しい」
とのこと。ちょっと待てよ、かなり学術的な話じゃないか。

確か水分は1時間に600ml補給する必要があり、20分おきに
200mlずつ補給するのが理想、と授業でやったが人手が足りず
今ここにそんな環境はない。じゃのどが渇いたときにはそこに
水があるように、と考えたがのどが渇いたときにはすでに遅く、
のどが渇く前に水を飲ませろって習ったことが頭をよぎる。
ぎゃ−、理想と現実はかけ離れすぎているとパニくる。そこで
思わず「先に片付けしてもいいですか」と言い、問題を先延ばし
にすることにした。ふぅー。

ボトルを片付けながらいろんなことを頭で考えた。んーなんて
言おう。TVに写る以上変な嘘はいえない。しかも記憶も不確か
だし。どーしよー。

で結局、英語が苦手なのではずかしいということで取材を遠慮
してもらうことにし、仕事姿だけとってもらった。後から考える
とそれほど正確に言うほどのことでもなかったのにぃ、思うも
時すでに遅し。あぁ、意気地なし、と自分が自己嫌悪。単独
インタビューは次回への持ち越しとなったしまった。


よろしければクリックして投票下さい↓


My追加

にほんブログ村 海外生活ブログへ
 < 過去  INDEX  未来 >
Shuidri [MAIL]