「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年06月27日(日) |
能力 目的 クレーター 透かし羽 新しい発見 |
別人格を思考として捉える試みは凍結になりました。この試みをしていた私は他者を傷付けていたから。そうだね、そうです。私には思い当たることがいくつかあるのです。私は何をしてるんだろう・・。部屋にあるこの作業を始めた頃の能力のリストを見ていました。私は大切なものを忘れていたのかもしれません。今朝はそれらのものが私の深い部分を刺激しました。
大切なものをたくさん持って仕事に行ってきます。今日は早番なり。6:46
私が心の傷を癒やす目的は何だろう。 過去には 「 子どもと会うこと 」 という目的がありました。でも今はその事は私の心の中で余り大きなスペースをとっていない。けれど例えば私が子どもに会うのは何の為? 謝罪の為です。でもそれだけで良いの? 謝罪すれば私の目的はどこに行くの? 虐待の連鎖を断ち切るため? これでいい?
ずっと過去に抱えていたのは、「 こんなに辛いのは私一人で十分だ 」 という気持ち。この思いは 「 死にたい 」 という気持ちにまで繋がっていました。 「 私が死ぬと私の代は終わるから 」 そして今は生きる事をしています。私が生きて成長していくことが悲劇の連鎖を断ち切ることになるのです。
私が心の傷を癒やす目的は何? 自分の人生を生きる私のためです。
私は過去、全身で 「 夜が怖い 」 と学びました。本当は、夜には夜の神秘的な世界があるのです。夜には夜のしんとした静けさがあり、それは 「 怖さ 」 とは少しも結び付いてはいませんでした。
化粧することや髪型に拘ることを私に教え込んだのは誰でしょう。脱毛処理をしたり流行の服を着る事を私に教えたのは誰でしょう。本当は私が素顔で居ようと髪の毛が跳ねていようと、何も無い。本当に何も無い。まったく何も無いのですね。私はこのことに気が付いて、とても大切なものを掴んだ気持ちがしました。
自然の月を見ました。私は子供の頃、バスも自販機もない山の中で自然を遊び相手に生きていました。土の匂いや雨上がりの土から湧き上がる蒸気、稲妻がまっすぐに木を切り裂く風景も、たくさんの自然を知っています。けれども・・・本物の月のクレーターを見たのは今日が初めてのことでした。感激のあまり身体に鳥肌が立ちました。すごい。何がすごいとは言えないのですが、とにかく宇宙のすごさとでも言うかなんと言うか・・・言葉に出来ないくらいに自然は偉大なのです。
昨日見た 「 ねむの木 」 が私の家の近くにもありました。やはりとても優しい色と香りをしています。かわいらしい花です。 そのねむの木に 「 透かし羽 」 という蛾が蜜を吸いに来ていました。なんとまぁ・・。写真を撮ってみました。動いているのでピントが合っていませんでしたが、調べてみると、羽が透明なので羽の向こうの景色が透けて見えるのですね。不思議な生き物がいるのですね。
私はもっともっとたくさんの自然を見たいです。私が自然を見つめるということは、自分がその自然の中の一部なのだと知ることでもあるのです。そんな気がします。
自分の欲求を行動に移していこう。22:20
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