「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年07月10日(土) 一匹虫 

 久しぶりに、「離婚して此処で暮らしている理由」を考えていました。
実は昨晩、社会の女性と自分の生き方の違いに改めて驚いたのです。
社会では女性は家庭を持ち子どもを育ててる人という固定観念が存在します。私は過去、辛さの中に押しつぶされていた自分を救った結果で今此処に居て、社会の中に生きる女性の価値観とは違う生き方をしています。
その私はこれから少し静かに生きようと思います。
ただ毎日を静かに生きます。その中で自分を語ることだけを意識していくとどうなるのか、こんなことがいつも出来ていれば私はとても楽に生きれるのではないかと思います。

 政治や社会の仕組みを知りたいと思っていますが、社会や政治の事を知るためには多くの時間が必要だと実感しています。
私は子どもの頃から社会を知りたいと思える環境に居る事が大切だったのです。
自分が社会の一員だと思えるためには、社会の中に肯定され一人の人として心を大切にされている必要があったのだと思います。自分の存在を「人として」大切にされていてこそ、心から自分が心地よいと感じる世界・自分の生きる社会について知りたいと思えるような気がしています。8:00




 誰が私に他者と同じ色に染まる事を強制したのでしょう。
 誰が私に集団の色に染まる事を強制したのでしょう。


少し前から、社会を基準にしている自分は辛い気持ちを抱えたままであることが分かっていました。そしてそれでも、そのままの生き方をしてしまう自分を見ていました。
心に蓋をして優しい人をしていた頃の私は、仮面のように何時も同じ笑顔をしていたのではないでしょうか。私は自分を傷つける過去の優しさを丸ごと捨てるのです。
自分を意識していれば、優しく生きようと意識することも無くても、自然に優しい自分になっているはずだから。

 もう良いのです。私は社会の中で一匹狼になります。“狼”だとちょっと激しい気もするので、“一匹虫”になります。巻き込まれたら、いつでも原点に返ります。私は過去の価値観の全てを捨てます。私は社会に蔓延する固定観念を全て捨てます。

 今日は職場の夏祭りでした。主役は利用者の方、私は焼きそばの係りになりました。祭り自体は何事も無く経過しその後で反省会が行われました。私にとっては初めての夏祭りで初めての反省会でした。そしてその内容は、「事前の連絡ミスのせいで数人が気分を害したまま祭りを終えてしまった」という内容でした。

私は自分の職種の代表として反省会の席に座っていましたが、何しろ初めてのことで、自分の欲しい情報を得ることで精一杯でした。ただし、忙しさの中で行われた準備からお祭りを終えて、明らかに連絡不足が起きていたことだけは一目瞭然でした。言葉は大切なのですね。

そして連絡ミスが起きたもともとの原因は、役職の異なるもの同士が共同で働く場所に居てその役割分担を明確に出来ていないことにあるように思えました。けれど私は今はまだその事を語ることは出来ません。私は職場に付いて、まだまだ多くの事を知る必要があると思うのです。そして私は昨日、「静かに力強く生きること」を決めたのだから。21:51


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