「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2013年06月12日(水) 予防医学のない世界

 入院している友人の、家族同様に属する人物の一人として、退院した後のことを踏まえた患者ケアカンファレンスに行ってきました。メンバーは、ソーシャルワーカーを含めた3人の職員さんと私達6人でした。ちなみに、友人は現在肝硬変のターミナル期で、数日前には薬の副作用で腎臓の機能が急減し人工透析の危機に直面していました。先日4,000ミリリットルの腹水を抜きましたが約1週間で元に戻ります。
 病院の方は「家で様態が悪くなったら、すぐに病院に来てください。スペシャリストがケアしますし、この薬とあの薬が効きます」と繰り返しました。一方友人は肝硬変の出来るだけ早くの肝移植を希望しているので「保険の範囲で賄えるかどうか。病院は費用を負担してくれるかどうか」の2点を尋ねました。私は、人々の話に何かが足りないと思っていました。それから勇気を出して「様態を悪くしないために必要なことを教えてください」と尋ねました。病院の方は「薬があるので大丈夫です」と言いました。しかし私はそのことを繰り返す意味がよくわからなかったので、「はい、分かりました。しかし薬が肝臓を傷めることもあると思うので、なるべくそれを使わずに済むような方法を知りたいのです。食事やその他の基本的なことを確認したいのです」と尋ねました。私は友人の介護者なのでそれらをどうしても知る必要があったのです。しかし、病院の方は何か違うことを言いました。私はそれらもよく理解できませんでしたので「例えば、体に良い食事を摂ることやよく寝ること。外に出て新鮮な空気を取り入れることなど、他にどんなことがあるか、わからないのです」と尋ねました。しばらくのち、私は、人々はそれらを知らないということを知りました。
 また、病院の人々は、友人の腎臓の働き具合を観察する必要があると言いましたが、腎臓の機能を落とした原因を見据え違う方法、薬を使わずに済む安全な方法を探すことは出来ないように思いました。そうして、悪化したら遠慮せずに病院に来て薬治療をしましょうと進めているのですから恐ろしいことだと思います。
 日本も同じだと思いますが、アメリカの薬社会は日本以上に乱暴ではないかなと感じています。


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