「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2016年02月25日(木) |
わがままとあるがまま |
今日は娘の一人と、<わがまま>と<あるがまま>の違いについて語り合ったので記録に残しておこうと思います。 20歳を迎えている娘は過去を振り返るとき、小さい時にはわがままだったと思うそうです。そう思うとき、娘は自分をネガティブに捉えているようです。私の記憶では、娘は以前にも同じことを言いました。私は確かその時、「子どもはわがままなのではなく、あるがままなのよ」と伝えたのです。しかし娘はそのことを覚えていなくて、やはり今でも、自分は子どもの頃わがままだったと思うそうです。 私は今日も又、娘が自分をわがままだと思うまでの過程には、大人がその子のことをわがままだとネガティブに捉えて伝える状況があり、子どもは大人にそう言われるから、自分はわがままで、それはいけないことだと感じるようになるのではないかと、娘は本当はわがままだったのではなく、あるがままだったのだろうと、やはり思うのです。特に彼女は自分の他に3人の姉弟に囲まれていることもあり、多少大きな声を出したり特別なことをして大人の気を引かなくてはやりきれない状況に居たのだと思います。しかしそれでも、しつこいけれど、娘はその当時、あるがままだったのだと思います。その、あるがままだった当時の彼女に、自分はわがままだと思い込ませたのは私達大人の責任です。ということで今日も私は娘に、ごめんね、と謝罪するのです。それから、「あなた達(私の子ども達)がもっとわがまま、つまり、あるがままで居たらいいなぁと思っているよ」と伝えました。そんなふうに伝える私ももちろんいつでも、あるがままの私です。
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