9月-LAST



脳の中を一瞬で駆け巡った

時は過ぎて

 心地よい季節

短い季節が 通りすぎようとしている

9月は存在したのか解らない

もしかしたら 無かったのかもしれない

けれど確実に時は過ぎ

それに伴い 一点を除いて変化していく

バランスがとれているのか

崩れ去る 恐怖が今は無い

上手く 心の距離がとれているような

 気もする

ひょっとしたら これも 与えられた時間で

リミットはあるのかもしれない

それでも

駆け抜ける時の速さの中で

たった一つ

エンドレスな部分を 自分の中で

受け入れ 感じられた

watasiが確かに あの時息をしていたのだと

そして

その時は watasiが消えても 消える事は

多分なく

静かに息をしつづける

そんな時間を手に抱く事ができた

        watasi

もっと早く

抱きしめておけば 良かったのかもしれない


今だから 抱きしめる事ができ

その重要さを 知る事ができたのかもしれない

 
存在を感じなかった 9月からの

贈り物なのかもしれない・・・

10月になった











2002年09月30日(月)

EGOISTE-やはりエゴーー / EGOISTE