makko zazieのイギリス留学日記

2004年02月25日(水) ザルツブルク、ウィーン、プラハ『Wolfgang Amadeus Mozartの旅 - 2月25日 - 』

 遅刻っ!7:30頃起きる予定が目が覚めると9:30だった。ウィーン初日さっそく遅刻である。10:15頃ホテルを出発。インターネットで予約していたVolksopa(フォルクスオーパと言う劇場)で本日行われるモーツァルト オペラ「フィガロの結婚」のチケットを会場に引き換えに行った。。会場はウィーン中心部からは少し離れている場所にあった。
さて一行は無事にチケットをゲットし、よく分からない地下鉄とトラム(路面電車)を乗り継いでウィーンの中心部へと向かった。
もちろんウィーンでもモーツァルト、アマデウスの旅は繰り広げられる。
まずはシュテファン大聖堂。。モーツァルトはこの大聖堂で結婚式、葬儀を行っている。。
モーツァルトの時代から建っているこの大聖堂ってスゴイ。。外観はもちろん古くなっているけど、かなり立派である。シュテファン大聖堂のちょっと裏、徒歩2分。そこにはモーツァルトが数年間住んでいた家がある。そこでオペラ「フィガロの結婚」を書いたので「フィガロハウス」と名がついて現在はここも博物館になっている。6部屋?ぐらいあって全体に白塗りの壁の明るい感じの室内。。床が木製で昔から変わってないからか、歩くとミシミシときしむ音がする。すごくいい。
ここにも楽譜、肖像画、その他たくさんの資料そしてモーツァルトの曲が聴けるように、何箇所かに試聴機が置いてある。。一通り試聴機で音楽を聴いてみた。。なんと言ってもここで聴く「フィガロの結婚」は格別な気がした。
一行はフィガロハウスを出て、ちょっと歩いた所にあるドイツ騎士団の館へ立ち寄った。。ここにもモーツァルトは住んだ事があるらしい。あと作曲家ブラームスもまたここに住んだ事があるらしい。
モーツァルトはここに住んだのがきっかけでウィーン永住を決心したそうだ。さて一行は市民公園へ向かう事にした。。市民公園にはあの超有名なヨハン・シュトラウス像がある。。
毎年ニューイヤーズコンサートの時にTVに映るアレですわ。ありました〜、金色に輝くヨハン・シュトラウス像。。ウィーンにいるって感じ〜。とりあえずヨハンと同じポーズ(バイオリンを弾く形)をして写真を撮る。。。お決まりなのである。。市民公園でのんびりしたかったのだけど、時間があまりなかったので市民公園前の道路を走る1番のトラム(路面電車)に乗って移動する事にした。。これに乗るとウィーン中心部の観光スポットをだいたい通ってくれるのだ。観光客の為の便利な路線1番トラムなのである。トラムからウィーン国立オペラ座が見えた。。慌てて動くトラムの中からオペラ座を写真撮ろうと頑張ってみたが、、やっぱりぶれた。
ホーフブルク駅で下車。。ホーフブルク王宮があって、王宮庭園があった。王宮庭園にはモーツァルト像があった。。ザルツブルクで見たモーツァルト像より私はこっちのモーツァルト像の方が好き。。なんかこっちの方がさわやかモーツァルトでかっこいいのよっ。。ここでも銅像と同じポーズをして写真をパチリッ。
ここで一行は一旦ホテルに戻る事にする。。。夜はモーツァルト オペラ「フィガロの結婚」をVolksopaに観に行くので着替えに戻ったのだ。。やっぱりオペラですもの。。正装はしたいもの。
しかし会場によってはドレスコードがある所とない所があるので、正装する必要があるのか前もって確認していた。Volksopaにはドレスコードはないようだ。。とは言えダッフルコートにスニーカー、耳まで隠れる毛糸の帽子・・・と言うわけにもいかないので、正装とまではいかないけどそれなりの恥ずかしくない服に着替えた。
Volksopaの外観はそんなに華やかでも豪華でもなかった。。でも会場内はゴージャス!オペラをする会場!って感じだったよ。。オペラを観るのはこの時が始めて。。オペラどころか生のオーケストラの演奏を聴くのも始めてだった。。座席も前の方だったし、初めてのオペラ鑑賞を音楽の都ウィーンで観れるなんて幸せ者だな私はっ。贅沢だなぁ。。オペラ「フィガロの結婚」はオリジナルはイタリア語で歌われるのだけど、この日観た「フィガロの結婚」はなんとドイツ語だったよ。。私はそんなにオペラにもクラシックにも詳しくないのでイタリア語で歌ってようがドイツ語で歌ってようが違和感はそんなに感じなかったけど、オペラ「フィガロの結婚」をしょっちゅう聴いている友達にしてみれば、そうとう違和感を感じたんだろうな。
オーケストラの生演奏もステージに立つ役者さん達もすごく良かったけど、なによりも指揮者(女性)の動きがおもしろすぎた。。。
あれは単なる指揮者じゃない。。あれは立派なパフォーマーだ。。見習わせてもらおっと(笑)
一行はオペラにも指揮者の女性にも大変満足し、ホテルに戻ったのでした。


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