カウントシープ
index|past|will
一晩立つと、腹も括れた。不思議なもので、昨日はもう死んでしまうような未来ばっかり考えていたのに、今日になったら、病気に立ち向かう気持ちがずっと強くなって、本当に治ると思えてきた。実際治る確率のほうが高いのだから、そうそう悲観的にばかりなることもないのだが、やはり時間の経過というものには不思議な力がある。
癌になったなどとあまり人に言えたものじゃないが、他に言いようもないので、色々考えた末、まずは友人に打ち明けた。このショックもきっと共有してくれると思ったし、共有して欲しいと思ったのだ。大切な友人だから、彼らからの力を貰ったら、きっと病気に立ち向かえると思った。
事実、友人から貰った気持ちは、思っていたよりもさらにずっと強い力だった。同じようにショックを受け、何ともいえない思い気持ちを抱えながら、一緒に応援してくれて、またこの日記を見た友人達からも今またメールを頂いたりして、そうしているうちにどんどん気持ちが強くなっていくのが解る。これならやれる、と確信していく自分達がいて、それは昨日と比べると不思議なくらいふっきれたような気持ちだ。
皆ありがとう、とても感謝しています。
ロビン
|